この前、ふと思い出した、今考えてもめちゃくちゃ恥ずかしい話です。



小学校低学年の頃、僕が住んでいた社宅の、ベランダにつながる大きな窓は、上半分が透明な普通のガラス下半分は曇りガラスになっていました。

その大きな窓の向こうにベランダがあって、その向こうは公園になっていました。



その頃、僕には好きな子がいました。

その子を仮にYちゃんとします。



あるとき、確か土日のどちらかで休みの日だったと思います。

母が「Yちゃんがベランダのところに会いにきてるよ」と僕に言いました。

Yちゃんが公園に遊びにきて、そのついでにベランダの前まで僕と話をしにきてくれたらしいのです。



僕はそのとき、お風呂を出たばかりでしたが、大慌てで服を着て、窓のところへ向かいました。

上だけを着て。

曇りガラスは実際には近付くと結構透けるものなんですが、そのとき僕はそれを知らず、Yちゃんに会ってしまいました。

そうです、つまり……





好きな子に、思いっきりフルチン見せつけてました。





当時も後から透けることを知って恥ずかしく思ったものですが、今考えてもめちゃくちゃ恥ずかしい話です。