こんばんは!

皆さん、台風は大丈夫でしょうか?

気をつけてお過ごしくださいね❗️



遅くなってすみません、つづきです↓↓






「言いたいことはそれで全部?」



何その言い方…と思いながら



「…うん」


と答えました







「うん…まぁ、じゃあまず…


ゆきが色々悩んでるのに気づかなくて悪かったね



俺の言動は…これからもっと気をつけるよ

発言する前に考える



あと母親のことだけど、これからはちゃんと俺が母親に言うようにする


だから、母親のことで何か思ったことがあったら我慢せずになんでも言って。

間に俺が立つから」








「…」








あー…





こういうところなんですよね






私が彼を嫌だと思っても、すぐに別れられなかった理由





いつだって、私が真面目に話せばちゃんと聞いてくれる



その答えをすぐに出してくれる




そして、彼の性格的にきっとその約束を守ってくれるだろう




別れ話に発展するかもしれない、してもいいやと思って言ったのに

彼はあっさりと前向きな結論を出しました



私は迷ってはいたけど、その時は「うん…」と納得するしかなく話し合いは終わりました




電話を切ったあとも、色々と考えました




彼とやっていけるか不安な気持ちと、

彼の前向きで誠実な性格に惹かれる気持ち


傷つけられることや幻滅することもあるけど、

心が落ち着いて暖かくなることもある




どっちをクローズアップするべきなのか?





電話でやり取りをした数週間後、久しぶりに会うことになりました

確か3週間ぶりくらいだったと思います


仕事の都合や、私の気持ちが乗らないなどの理由で期間が空きました




ほぼ別れるつもりだった彼に久しぶりに会う

気持ちはまだ迷っていたので、すごく戸惑いながら待ち合わせ場所に行きました



彼はいつもの通り、ニコニコと笑っていました


私はぎこちない顔だったと思います




ご飯を食べに行き、そのあとカフェへ




2人ともあの時の電話の話題を気にしているけど、話題に出さないまま…




そして1時間くらい過ぎたころ、彼が

「あの…時のことだけど」と切り出しました



彼がこういう真剣な、話にくい話題を切り出してくるのは初めてでした



告白も、同棲の話も、結婚の話も、子供の話も

彼から出したことは一切なかったから意外でした





「あの時…ゆきの実家に行ったとき

俺がまず挨拶した時…お姉さんの目線で感じたことがあったんだ」




「え?」



唐突な話にびっくりしました








つづく