彼母の、息もつかないくらいの早口&マシンガントーク



この間、彼が喋ったのは先ほどの「俺はどっちでもいいよ」のひとことのみ




実に3時間もの間、銅像のごとくこのポーズのまま


ピクリとも動かなかったのです滝汗


あ、いやトイレにはやたらと5回くらい行ってたな

それ以外は動かず喋らず…



彼母が一方的に喋り続けているこの状況をどう思ってるんだろう?

私だったら「ちょっと喋りすぎ」と牽制するだろうな



というか、あなたが「もうそろそろ…」と言ってくれないと明日の朝まで続くんじゃないだろうか笑い泣き




心の中のSOSがやっと届いたのか、

彼が「じゃあそろそろ…」と切り出してやっとお開きになりましたあせる




助かった…やっと解放されるあせる


挨拶をし、家を後にしました





車の中で

「お母さん、よく喋られるのね」

と言いました



「ああ、いつもあんな感じ」




「そう…」



喋っていた内容は気にならなかった?

ひたすら家系の自慢話(有名大学行った、良いところに就職したなど)と

お金の話(損した、得したという話)ばかり


それを普通だと思っているのかな


 


彼が来てくれたお礼にと少し高めの夜ご飯を奢ってくれました


その後彼に用事があったので20時くらいには帰ることに。

早めのお開きにホッとしました





家に帰ると、母が遠慮がちに聞いてきました


「…どうだった?」




「うーん…なんか…凄かったかな…


3時間ずっと喋っていて、その内容のほとんどが

家系の自慢とお金の話だった」




「お金?」




「うん。家を建てるときの税金がこれだけ安くなったとか、近所の家よりこれだけ得したとか…


あんまりいい印象ではなかったかな、やっぱり


失礼なこととかは言われてないし、

裏表が無さそうと言えば無さそうだけど…うーん…ちょっと…」




正直言って、「いいお母さんだな」とは思えませんでした

これから彼と結婚して、彼母と家族になる?

彼の家に嫁ぐ?



ダメだ、今はちょっと考えられない





沈んだ気持ちのまま、自分のベットの上でボーッと彼母のことを思い出していました



それにしても強烈なキャラだった…

自分の喋りたいことを喋り続け、最初緊張されていたのか全く目を合わせてくれず…

ずっと手を忙しなく動かしていて


変わってたな

ああいう変わってるタイプの人、たまにいるなぁ




何気なく携帯で

「喋り続ける・空気読めない」と入れて検索をしました



出てきた結果の中に、





「自閉症スペクトラム」とありました







自閉症…


まぁ、まさかね




あまり考えず携帯を置きました






つづく