お喋り好きなもち吉さんとは絶えず色々な話をしますが、肝心な恋愛についてはお互いなかなか切り出せず…
いつも閉店ギリギリになって私が切り出します
この日もコーヒーチェーン店の閉店30分前に私から切り出しました
私「もち吉さんってどんな人がタイプなんですか?」
もち吉さん「タイプですか…うーん、タイプというタイプはないですかね」
私「例えば好きな芸能人とかも?」
もち吉さん「そうですね〜、テレビあまり見ないんで…まぁ石原さとみは綺麗だなと思いますけど」
私「ああ…そりゃそうですよね…」
もち吉さん「僕は…ぶっちゃけると結構ドSな方なので、付き合ってきた人はMタイプばかりですかね^ ^」
と、いきなりビックリ発言をぶっ込んできたもち吉さん
うん、でもまぁ、なんとなくわかってました
見た目は素朴で大人しそうだけど、言葉の端々に意思が強そうというか、頑固そうというか、こじれてそうな発言があったり
人の言いなりになるような人では絶対ないと思っていたし、これまで趣味に突っ切って生きてきた感じもクセが強そう
私「あはは、なんとなーくそうかなとは思ってました」
もち吉さん「えっ、そうなんですか?」
私「私もどちらかと言うとSタイプなので」
もち吉さん「同じにおいがしました?笑」
私「しました 笑
…でも、じゃあ私たち合わないかもしれないですね。
私も長く続いた相手はMタイプの彼氏だったので」
もち吉さんがSっぽいなとは思ってましたが、もしSなら私とは合わないだろうと思ってたので正直ガッカリしたのです
私の趣味嗜好を言いますと、男性はSっぽいMが1番好きなタイプです
態度や発言がSなのに本当はMってやつ
かわいくてしょうがないですよね
態度や発言も全部Mの人は苦手だし、
正真正銘のSも苦手なのです
もち吉さん「合わないですかね?
昔の彼氏にいましたか?」
私「いました上手くいかず喧嘩になっちゃうんですよね」
もち吉さん「例えばどういう流れで?」
と聞いてきたので元彼との喧嘩の例を話しました
もち吉さんはふ〜ん、という感じで聞いていました
私「まぁ、その彼のことは元々あまり好きじゃなかったのかもしれません
好きって難しいですよね、好きってどんな感情だったっけみたいな 笑」
するともち吉さんは私を見ながら、
「会っていて楽しかったり、また会いたいなと思ったらそれは好きってことだと僕は思いますね」と言いました
それを聞いて、気が付いたら言ってました
「じゃあ私、もち吉さんのこと好きかもしれません」
…と。
つづく