真木さんの言葉に私まで動揺してきました



「だいたいのことはそんなに驚かないし、引かないと思うよ〜」



動揺を隠し、作業しながら言いました








真木さん「…そうですか??うーん…」



多分、真木さんは言ってしまいたいんだなと察しました
でも私が引くことを怖がってる…






「大丈夫だって〜笑 さすがに薬○とか殺○とか法を犯す系の事だったら引くけど、それ以外はまっったく引かないよ!!何言ってくれても大丈夫!!

と言い切りました






真木さん「そうですか…あの…実は…」





私はときめきとは違う種類のドキドキで次の言葉を待ちました







真木さん「いや!!!やっぱり無理!!!だって私のこと変な目で見るようになるかもしれない…」






変な目!??

どういうこと!??



ちょっとさすがに私も聞くのが怖くなってきて、先輩風を吹かせたことを後悔し始めてました



でも、もう後には引けない笑い泣き







「絶対、大丈夫だから!!!」






そう言うと真木さんはついに話し出しました









「…別れたんです」












…へ???




彼氏と???




えええ…そんな事!???真顔真顔







「あの、前付き合ってた元彼と??
また付き合ってたの??」




拍子抜けしながら聞きました
すると、真木さんは言いました













「いえ…彼女とです」










ああ、



彼女の方ね…






…!???





彼女!???







「か…彼女!??」






真木さん「大好きな彼女にふられました」













えええええーーーーー


そっちかぁぁぁぁぁーーーーーー






まさかまさか、そうくるとは1ミリも予想できなかったので


もう私の心臓はバックバクチーンチーンチーンが止まりません




「あー、そうかぁ、そうだったんだぁ
いつから付き合ってたの?」


動揺しまくりで心の中ではヤバイヤバイヤバイ、ビックリしたビックリしたビックリした!!!!!と叫びながら


全く動じてないフリをして聞きました





真木さん「2年前から付き合ってました…

ものすごく可愛い彼女で、大好きで」





「どうしてふられたの?」




真木さん「私が元彼と連絡とってることがバレて…


でも!!好きなのは彼女だけなんです」





「そっか…それはもう、謝っても許してくれなかったの??」




真木さん「それが…もう彼女にも彼氏ができてしまって…」






ちょっ、ややこしいな!!


お互い女性が好きだけど、彼氏を作るの???




同性を好きになること自体に偏見はないけれど、あまりにも予想外過ぎて…
真木さんの衝撃的な告白と現状に頭がますます混乱し始めました