岩井くんの言葉を聞いていて
だんだん腹が立ってきた私








端折ってますが岩井くんのプレゼンはその後も15分くらいは続きました

そろそろ終わりかな?というところで切り出しました







「プレゼンは終了ですか?」







「うん!言い切ったわ…
あ〜、なんかモヤモヤしてたのが伝えたらめちゃスッキリしたキョロキョロ






いや、こっちは更にモヤモヤしてるから!!










「あのね…言っていい?」





「うん!」





私もこの際ハッキリと伝えねば









「岩井くんの言いたいことはわかったし、気持ちも伝わったよ






でもね、






そもそも自分が何言ってるか、わかってる?




相当わがままなこと言ってるよ?」






そういうと間髪入れずに




「わかってる!



自分が変なこと言ってるのはわかってる



その上で正直に言ってる





と、完全に開き直りです






こっちも譲れません



「あのね、私だってもうこの歳で絶対の約束がないと身を捧げられなーい!とか思ってないし、この間岩井くんと色々あったことも別に後悔とかしてないし」






「うん」





「ただ私にとって単純にメリットがないだけなの」




「うん?」




「私はエッチをする時に重要なのはエロい気分とかではなく安心感と信頼なのよ



この人を信頼できるという安心感がないと全然気持ち良くなくて。付き合ってない相手っていうのはそれがないでしょ

だから私は付き合ってない人としても気持ちよくもなんともないの
だから私にとってエッチするメリットって何もないんだよね」






これでどうだ






「う〜ん…そうなんだ…」







「だから私はしないよ」






言い切った!!


もう反撃できないだろう







「うーん…」








「こうやって2人のゴールが交わることがないじゃん?




いつまでもやりたい、やらせないで言い合ってても最初はいいかも知れないけどだんだんお互い「いい加減にしろよ」って嫌な感情が芽生えてきても嫌だし 笑」





「あはは!笑  やだね笑」








「だから今のまま、距離を置いたほうがいいと思って私から連絡しなかったんだよ


だってお互いの希望は叶えられないんだから











「うーーん…」






もうこれで岩井くんも何も言えまい









すると考え込んでた岩井くんが口を開きました






「ていうか、別に、エッチっていうか…、



こんな見かけで気持ち悪いこと言うけど 笑、
俺はゆきちゃんとイチャイチャしたいんだよ笑





朝までずっと一緒にいて、イチャイチャしてたい
一晩中一緒にいて朝にゆきちゃんが出勤して行くって感じが理想」







だ…


妥協案がきたーーーー!!!笑い泣き笑い泣き








この際エッチはしなくていいからイチャイチャしたい…


そう、この間の夜のように…チーンチーンチーン