イケメン君からの熱烈アプローチに元彼の圭くんを重ねていた私
それとなくSちゃんに、
「今、彼の方が盛り上がって追いかけてきてくれてるから逆転しないように今のうちに本当に好きにさせときたいよね!」と言いました
Sちゃんも「そうそう!落としたら飽きる男もいるからね!モテる男ってだいたいそうだよね」と言って納得していました
そしてデートの日が決まりました
イケメン君がはしゃぎながら、「○日と○日あけといて!!」と2日もデートの予約をしてきたそうです
(連日ではないです)
そして楽しみにしていた初デートの前日、イケメン君からLINEがきました
「ごめん、実家の猫が亡くなっちゃって…」
え?もう前日だけど…??と複雑なSちゃん

イケメン君は明日のデートキャンセルしたいとは言わないですがこちらはもちろん気を使いますよね
Sちゃん「そうなんだね、、大丈夫?明日はどうしようか?やめてもいいよ」
イケメン君「俺が小さい時から飼ってた猫だから結構辛い…
ごめん明日は実家に帰ってきていいかな?」
と初デートは前日にキャンセルになってしまいました

Sちゃんはドタキャンが何より嫌いです
でもこればっかりはしょうがないよねと言いつつ
「これ、嘘じゃないよね?」と疑っていました
私「初デートで嘘ついてドタキャンする理由ってないでしょ!?」
Sちゃん「いや!他に気になる女がいて、その子のスケジュールが取れたからそっちに行ったとか…」
私「そんなバカな〜!!考えすぎ!」
Sちゃんはイケメンでモテる男しか恋愛対象じゃないため、残念ながら遊ばれることも多く男性に対して疑心暗鬼になっていました
でもその後すぐに数日後に無事にデートの日が決まり、仕事帰りにご飯を食べに行くことになりました

デートの当日、
イケメン君は迎えに来てくれて、ご飯もスマートにおごってくれて楽しい話をしてくれて楽しいデートだったそうです

Sちゃんの周りには体目当ての男もたくさんいたため警戒してましたが話の流れで手の甲を触ってきたくらいで、
この人は今までの男と違って身体見当てではない!!
Sちゃんはそう思いました
そして2回目のデートは前から日にちだけ決まってたのでイケメン君から「何しよっか?」とLINEがきました
Sちゃんが「何しよっか〜、行きたいとことかある?」と送るとイケメン君から
「特にないかな」と返ってきました
そのやや冷たい反応にプライドの高いSちゃんはムッとしてワザとこう送りました
「特に行きたいとこないならゆきちゃんと照之さんと4人でご飯行かない?」
イケメン君は今は銀行員を辞めていて今営業の仕事をしています
なので照之さんとは合コンの時初対面。
仲良かった同僚という訳ではないのであんまり来たくないだろうなと思い、
私「元々2人でデートが決まってたんだからイケメン君は嫌だと思うよ??2人で行ってきなよ!
」と言いましたがSちゃんは

「ちょっと試したいっていうのもあるんだ

もし嫌なら俺はSちゃんと2人で遊びたいってハッキリ言って欲しい!!」と。
気持ちはわかります
今まで追いかけてくれた彼が少しでも素っ気なくなると不安になって、追いかけてくるようにワザとやきもち焼かせたりしてしまう



私も圭くんの時はそうやって必死だったなぁ

でもそれは結局上手くいかないパターン!
そうやって必死になる事自体が彼を追いかけているということだから
その余裕のなさが彼に伝わり、さらに彼は自分を追いかけてくる女のことはますます興味がなくなってしまいます

イケメン君から「ゆきちゃんと照之さんは元々会う予定だったの?」とかわすような乗り気じゃない返事がきたので、
私「Sちゃん、4人でご飯行くのはやめよう!!
今すぐイケメン君にやっぱりその話なくなったからって訂正して!」と言いました
私と照之さんの名前を出したことでデート自体がなくなってしまったら大変です

Sちゃん「わかった後で送るよ〜」
と言いましたがそれを送る前にデートの前日、イケメン君から
「風邪をひいてしまったみたいで今熱がかなり上がってるんだ」ときました
2回目のドタキャンでした
つづく