こんにちは、yukiです。
孤児院から這い上がり、シャネルを創業したフランスの女性デザイナーの
ココ・シャネルの人生を振り返ってみました。
前回ココ・シャネル(1)の続きです。
「人生がわかるのは、逆境のときよ。」
ココ・シャネル
パリでのファッションの大成功から一転し、工場のストライキ、
ドイツ軍のパリ占領と、環境が激変する。
ほとんどのビジネスを止め、ドイツ軍パリ占領司令部の高級将校と
愛人関係になってしまったココ。
ドイツ占領下でのドイツへの協力姿勢を、ドゴール将軍により
戦後問われ、スイスでの亡命生活を始める。
スイスでの辛い亡命生活をたえ、復活する。
そのとき、ココは自分に問いかけていた。
あなたは何をするために、生まれてきたの?
「自分の人生は自分でしか切り開けないことを知った。」
ファッション界へのカムバック
1954年、スイスでの生活を終えパリに戻ったココは、ホテル・リッツに住まいを構え、ファッション界へカムバックを果たす。
ココの第二次世界大戦時の言動に対する嫌悪感が根強く残っていた当時は、
「古臭い」としてヨーロッパではバッシングを受けるなど散々だったが、
「売国奴」と蔑まれたココやドイツへの嫌悪感が大戦後10年近い年月を経て薄まった上に、ウーマンリブによって女性の社会進出がめざましかったアメリカでは熱狂的に受け入れられた。
ここにココ・シャネルのブランドが確立した。
ココの言葉には、辛い子供のときから、這い上がりパリで成功、
その後の亡命生活、そして、復活、・・
この人生のエキスが詰まっています。
すこし味わってください。
「実際にどう生きたかは、大した問題ではないのです。
大切なのは、どんな人生を夢見たか、
ということだけなの。」
孤児院から夢見ていたこと。
それを目ざしたから耐え、我慢できた。
夢が大きければ、それは苦痛ではなく、
人生の一こまに過ぎない。
だから、自分の夢は手放してはいけない。
「エレガンスとすでに将来を手に入れた人間が持つ特権なのです。
お金は、儲けるために夢中になるものではなく、
使うためにこそ、夢中になるべき。」
お金持ちの気持ちの一部を代弁しているような言葉です。
何のためにお金を貯めるの?
そう、お金は使ってこそその価値が輝く。
その使い方そのものがエレガンスになることが、必要よ!
「私は好きなことしかしない。
私は自分の人生を、
自分が好きなことだけで切り開いてきたの。」
自分の好きなこと、得意なこと、これで勝負してきた
自負が感じられます。
だって、自分の好きなことで、自分の才能を磨けるなんて最高じゃないかしら。
最後に、逆境から這い上がり、自分の夢を実現したココの
心の強さに、折れない心、夢を捨てなければ、
自分で運命を切り開ける。
逆境でも、夢を捨てないように自分に言い聞かせた。
自分にとって、夢以上大事なものはない。
ココの気持ちが心の中にしみてきます。
最後まで、お読み頂きありがとうございます。
また、遊びに来てくださいね。


