これは、僕が高校三年生の夏休みに経験した恋の話です
この恋のトラウマのせいか、次の恋の始まりに逃げている僕がいます
そんな僕を変えるいい機会になればと思い
ここにブログを書くことにしました
場所はとある田舎の教習所
少しだけヤンチャだった僕は、高校の校則を破り友達二人を連れ、普通自動二輪の免許合宿へ向かった
僕たちを乗せたバスが教習所に到着した
そこに居たのは、ピンク髪の笑顔が素敵な女性
顔を例えるなら、一生友子のゆなちゃんがしっくりくる
「かわいい」
彼女の第一印象
逆はと言うと「うるさいガキ」だったそう
僕は友達に宣言した
「合宿中にあの子とインスタを交換出来なかったらラーメン奢るよ」
今思うと宣言の割に目標が低すぎて笑えてくる
結局その日は何も起こらなかった
二日目の夜
最寄りのコンビニから寮へ帰っている途中に、彼女とすれ違った
これはチャンスだと思い挨拶をしたのだが、案の定無視された
その日は、挨拶ぐらい返してくれたっていいだろとずっと文句を言っていた気がする
三日目の夜
新しく出来た寮生の友達を、僕たちの部屋に呼んで遊んでいたら、隣の人から壁をノックされた
友達の一人がノックし返した
このやり取りが数回続き、気付けば壁越しに話していた
話していくうちに、その相手が彼女の友達であることがわかった
通称「姉貴」この恋で僕たちがとてもお世話になった人だ
姉貴はうるさいと伝えたかっただけだったらしいのだが、気付けば仲良くなってベランダで話していた
僕が姉貴に、彼女と仲良くなりたいと伝えると、彼女のことを呼んでくれた
まさかの隣の部屋だった
整理すると、彼女 僕たち 姉貴 と言った部屋の順だ
1時間程他愛もない話をしていたと思う
彼女のベランダに虫が止まったらしい
彼女が取ってと言うから、虫が大の苦手であることを隠して、彼女の部屋のベランダへ渡った
何とか虫を追い払うことに成功した
お礼がしたいと言うから、少しだけこっちのベランダに居させてと答えた
姉貴と三人で話していたことなど完全に忘れて、ずっと二人で話していた
暑かったのでエアコンの効いた部屋に移動した
彼女がエアコンの温度を下げすぎるから、1枚の布団を巡って取り合いになった
1枚の布団に一緒に入り、できる限り距離を取ることで話がまとまった
一緒にNetflixで映画をみていたら、先に彼女が寝落ちした
一人になり、冷静に今の状況を考えると、色々な誘惑があったが必死に理性を保った
明け方
彼女がこっちに転がってきた
僕も寝相が悪いふりをして彼女側に転がった
互いが互いにバレないように少しずつ近づく
気付けば距離は無くなり彼女が顔を埋めできたので
僕はそっと抱きしめた
その日の夜
彼女は一ヶ月半前頃に別れたらしく、未練があった元彼は話がしたいと教習所までやって来た
会って欲しく無かったが、付き合っている訳でもないので送り出し、ベランダからバレないように眺めていた
彼女が泣き出したように見えた、気持ちが揺らいだのだろうか
それを見た元彼は彼女の手を引く
僕は居ても立っても居られなくなり、部屋を飛び出した
突然のことに驚く彼女と、気持ちが高ぶっている元彼、飛び出したのは良いものの何も考えていなかった僕
一瞬の沈黙の後、お前は誰じゃと元彼に言われたので、お前こそ誰じゃと僕
〇〇の彼氏じゃと言われたので、〇〇ちゃんのこと泣かせとるくせして、どの面下げて彼氏言うとんねんと答える
まるで小学生のような喧嘩
止めてくれたのは姉貴だった
なんとか元彼を帰すことができ
その後僕は泣いている彼女を抱きしめキスをした
フィクションかと疑ってしまうほどに出来過ぎた恋愛
この時に気付けていれば、ここまで深い傷を負わなくても済んだのだろうか
一旦ここまでにさせてもらいます
読んで頂きありがとうございました