昨年10月から外界で言う約8か月このお腹に居ました。




寺ノ子屋 第4期公演「グラジュヘイト」では、生徒に厳しくて怖くて、バリバリ仕事をこなすエメ先生。



ユキプロ「エメラルドの誼逆」では、個性溢れる仲間と過ごした日々の天真爛漫なエメ。




今回の企画は「エメ先生」が好きだったことから始まりました。
寺ノ子屋では、久しぶりに役というものと向き合い、掘り下げていく時間が楽しかった。難しいことや、足りないこともわかったけれどそれでも挑戦出来る稽古が楽しくて。
終わってしまって、エメ先生に会えないのが寂しくもありました。

何気ない一言を形に変えてくれたのが今回演出脚本の正安寺悠造さん。
エメ先生の卒業候補生の話を書いてくださいました。





悠造さんの人柄と、おやつ達でまず稽古場はあたたまります。
おやつ無くたって、悠造さん自身の稽古場で楽しみたい気持ちと、人を楽しませたいという気持ちが溢れているのでそれだけでその場にいるみんなの楽しい時間になります。
良くしたいという思いで、いつも役割以上のことをしてくださり、存分にお言葉に甘えさせていただいております。誰よりも俯瞰でいて、誰よりも無邪気に稽古場にいるので、全体の空気が引き締まるのと緩むバランスがとても心地よいです。




自分企画となると、役と向き合う時間ばかりでは無く、運営側のこともあるので、私の中の普段は隠れているダメダメな面が大量に出るのですが、みんなが温かく優しさに助けられました。(今回初めましての幸介くんには最後に普段はこんなじゃないよと言ったら、驚いてました)

改めてここに費やしてくれる方々のありがたみを感じます。
まず、脚本を書いてくれること。
そして、その文字に彩りをつける振付をしてくれること。
そして息を吹き込む人達がいること。
そして観にきてくれる人達がいること。

たった一言から、こんなにも沢山の方々が動いて、費やしてくれる事の大きさ。

今回も宣伝美術は、伊東祐輔さん(マンショさん)がやってくださいました!
撮影してくれ、色んなアイディアを頂き、私のリクエストに何度も応えてくれて出来上がりました。
雨の降る中の撮影でした。もはや懐かしい。
お手に取ってくださった皆さまありがとうございました!公演、作品の顔となる大事なチラシ。
ユキプロの立ち上げの時からマンショさんにも沢山助けてもらってます。
今回も久々にご一緒出来て嬉しかったです。








最後に、私の大好きなエメ!
エメラルドの誼逆を読んだときは、こんなにエメが笑って、失敗して、泣いて、頑張っている
その姿が嬉しかった。
エメ先生からは想像できない天真爛漫さ。
そしてこの先のエメことを考えると、負けるな!と応援したくなります。
一緒に過ごした、サファ、モンド、シジュ、ヒス、ルビ、オパ校長、ドライト
ノア、トニ、マカ、ウル、ラブ校長、ヘイト
エメも私も。過去も未来も、今も!良い出会いが沢山です。

作品を観にきてくださった皆さま、本当にありがとうございました!

またお会い出来る時を楽しみにしています。









大橋由起