ユキプロvol.3「エメラルドの誼逆」
ご来場頂きありがとうございました!
心より御礼申し上げます。

まずは、この座組、キャストについて書きたいと思います!



色んなものを抱えてる中で参加してくれたり、この作品優先にしてくれたりしました。

この座組は、気配りする人が沢山居て。

その中で瞬発力が凄いのが、ヒス役、田中幸介君。
その人が何を求めてるのかを瞬時に見抜いてくれる。カウントや、立ち位置問題で迷ったときは、サッと教えてくれ。小道具作りも自分から手を挙げてくれ。手元が見えない時はライトを照らしてくれる。振付になるとプレイヤー心が強くなるので「気持ちいい音があるんです」と教えてくれる。やり遂げなきゃという想いがありすぎて、負傷してるのに1人で構成伝える為にまずはみてもらうスタイルをとる、冷静と情熱と燃えたぎる愛を持っている「実に興味深い」。沢山頼らせてもらった。



作品に、役として全員のことを見てくれたのがオパ校長役、Sun!!ちゃん。
役者のスキルとどのジャンルも踊ってしまうセンスの方。vol.1にも出演してくれましたが、Sunちゃんのお陰で作品がぐんと深まるんです。多忙だと思ったけれど、とにかく出演してくれてありがとうという気持ちです。お母さんになり、稽古時間という縛りがある中で沢山注いでもらって。生徒みんな“あの瞬間”は無色透明な子供にかえった気分だったなぁ。作品の気づき、違和感をしっかりまっすぐ伝えてくれる。お芝居って面白いなぁって思わせてくれた。


なかなか揃わないことが多かったのですが、そんな座組を支えてくれた御二方。


参加率NO.1のルビ役、y-u-kariちゃん。
決して暇だからじゃなくて。仕事を断って稽古に参加してくれてました。生活する上で仕事は大事だから環境は人それぞれだけど、それくらいの想いを注いでくれました。見えないとこで悩んで泣いて、それでもやるしかない!それを取り組みという姿勢でやっていた、この熱と強さがあったお陰でお休みだった人も入っていける環境を作ってくれたんです。昔から、元気で、熱くて、スポンジのような子。思いやり溢れまくりで吉祥寺までチラシ配ってくれる優しいこ。



参加率ほぼ100%のモンド役、長沼圭太君。
透明さと、優しさに沢山救われました。モンドが憑依していたのか、それとも圭太はモンドなのかが分からないけれど、稽古場に笑いと、みんなのテンションがぶち上がるパフォーマンスをしてくれました。この座組では圭太の一挙一動がみんなを和やかにさせてくれていたなぁ!個人としては8年ぶりの共演で、台詞のある舞台に誘うことになるんだなぁと、人生って面白いなぁ、そんな気分です。大丈夫の範囲の困ったを押し付けることなくやってくれてありがたかったなぁ。


みんながみんな優しくて、沢山助けられた中で一番身の回りのお世話をしてくれた。


かっこ優しいシジュ役、菊池恵衣ちゃん。
気づくと私の荒らした小道具達をいつも綺麗に畳んだり戻したりしてくれます。踊りもキレ、そしてスマートで、普段の優しさもスマート。マジで適当なんです〜なんて言ってるけど。積み重ねてきたことがしっかりけいちゃんに染み付いてるので適当がいい力の抜け具合。シジュはカッコよくて優しいくて友達想いの子で、エメは物凄く支えてもらったんだよなぁというのを頭ではなく心で感じることが出来たのは、けいちゃん演じるシジュだったから。


作品も普段のポジションもみんなの真ん中、大間知賢哉君。
マチケン演じるドライトさんは、本当に仕事量が多くて。困った時のドライトさんでどんどん出番が増えていく。小道具捌きは職人!そして役も普段もみんなの
気持ちを緩めてくれる存在!色々面白かったなぁ。かと思いきや前作のラブ校長も感じさせるサファとのシーンは恐怖でした。ラップと芝居の融合もすごいの一言。出会った8年前は、ダンス初めてのマチケンとこんなに踊るなんてすごく不思議な気分で、あの頃のみんなに自慢したいです。

みんな大好き、稲葉麻由子ちゃん。
サファが麻由子でよかった。と何回思ったかは分からない程。限りある稽古時間。サファと仲良くなったり、暴走止めたり、サファを失ってしまったり。麻由子を完全に信頼しているからこそ作り込まずに出せた部分が沢山あったなぁ。今回2人のシーンを沢山できて、より役者、稲葉麻由子のことも大好きになりました。最後は役としてではなく私の想いが言葉にのって、真っ直ぐに伝わってきた気がしましたと感想頂いたのですが、紛れもなく麻由子のお陰なんです、vol.2に続き居てくれてありがとう。





脚本演出、振付、小道具、宣伝美術
まだまだご紹介したい方がいますので少しずつ...☺️
そして作品についても!!

まだまだお付き合いくださいませ!


大橋由起