2023(令和5)年2月20(月)晴れ 暖かくて春の陽射し♪
しごと部屋から見る空は、雲ひとつなく晴れわたっている!
春は「光」から! 春が微笑みながらやってくる‥‥華やかな光の裳裾が、朝のガラス戸
に、幾重にも重なる光のヒダをからませる!
ゆうべもかなりの寝不足だなぁ!
日曜日の夜~月曜日・早朝の夜間は、たいていNHK、BSを堪能する♪
昨夜はもっぱらバレエを鑑賞した!
ヨーロッパの現場で観ることは叶わないけれど、TVの画面を通して素晴らしい「芸術」を
鑑賞、堪能することができてうれしい❤
昨夜はバレェだった。
ストラヴィンスキー指揮、スイス・チューリッヒのバレェ団による
シューベルトの「冬の旅」、それからモーツアルトだったかな?
近代のバレエは肉体のすべて‥‥まつ毛からアシのつま先まで!!! 全身を賭けて、舞
台の男女が、踊って踊って踊って人生を語る‥‥素晴らしかった!!!
ああ、日本の『芸』とはまるきり違うな、と肩をすくめたな!
歌舞伎のように舞台を張る「芸」もあるけれど‥‥あれぇ!
フト、妙なことを思いだした!
むかしむかし‥‥たしか神戸だった!
取材のかたわらか、自分の意志で出かけたのか‥‥『お座敷』というのを体験した。
小さな4畳半だった。おハコ(箱‥‥三味線)を抱えた芸者さんは『春駒さん』と言った。
髷(まげ)を結い、膝をただして、変なおんなのお客を迎え、歓迎のあいさつをした。
春駒と申します。「駒」という一文字を頂きました。勢いがあってうれしいのです‥‥。
それから‥‥お箱に指をからませ、長唄というのかな? 唄いはじめた。
~~~主さんが~~~ ペンペン (と、これは三味線の音)
小雨が軒を濡らす秋の夕暮れ、アタシは主さんのお出でを待っている。足音のきこえるのを、
ただただ待っている。彼女の待つ主さんは、家庭のあるオトコである。家に捨てられた女‥‥
妻‥‥は、どんな想いだろうか‥‥! ヤヤコシイ女同士のヤキモキを雨に散らして、主さん
は傘を広げてやってくるのだろう!
あ~あ、ヨーロッパと日本の違い! NHK.BSで観るヨーロッパの舞台‥‥今夜はバレェだ
ったけど‥‥オトコが苦悩するヨーロッパと、オンナが捨て置かれるニッポンと!
谷崎純一郎だとか川端康成だとか‥‥家庭を捨て置いて女を買いにでかける文化‥‥あ~あ
わたしは日本は好きではないなぁと、またまた思ったなぁ‥‥。