私の、身体の不調はどんどん出てくる。


学生の頃から、スポーツもやってないのに、
腰痛があった私。

弱いところは、更に弱ってきてる。


そして私も、病気になることを望んでいた。


すると、ついに 私は、

脊柱管狭窄症 という病名をゲットした!

ゲットした! が、正しい表現。

これで、家の中で堂々と言える!
 痛いとか、病院行くとか、言える!

脊柱管狭窄症 👆

脊柱管という、頚椎から腰椎に神経が通っている管がある。その管に神経が触れることによる痛み。歩きづらくなったり、痺れが出て、生活に支障を及ぼす場合は、手術で、神経の触れている部分を切除する。


いくつか病院に行って検査したりして、上記のような切除手術をするというまでになった。


「手術は嫌じゃない?」


とか、聞かれることもあったが、

これは究極の「自傷行為」だよなぁ、
自分を傷つける行為だよなぁ、
私はこれくらい痛みを受けないといけないから、
手術できるのは良かった、
身体を傷つけられるということは、かえって 喜び と感じていた。
そう 思っていた。


…で、手術しました。

そうやって、傷つくことを喜んでいたからか?
帰りたくなかったからか?
理由は不明だか、
手術は成功したけど、
術後に

    術後感染症

という、自分の体内にあるなんらかの菌が、手術痕に感染するという、
100人に1人くらいの割合のものになった。

2週間の予定が、退院未定になり、1ヵ月ちょい入院して、あとは、通院治療となった。




この、脊柱管狭窄症手術は、その2年後、
もう1度やることになる。





2度目。

同じ手術。
骨を削り、脊柱管に付いてる靭帯を切除した。




そうしたら、なんと!



2度目の手術でも、

術後感染症になるという レア体験を

することになったのだ!



かなりの手術を手がけてきた、
担当の先生は、
アメリカでも実績を残した 年配のお医者さんだったが、

「珍しいね…」

と。

今回は、前のように、感染症にならないよう細心の注意払っていたようだが、

「また、なっちゃったね」

と。


この2回目の感染症は、わりと酷くて、

入院中に、もう1度 緊急手術をすることになった。

いやぁ〜、痛かったし、

呼吸困難とかで、死んじゃうかな?って感じだった。

でも、もう その時の記憶は、薄れている。



結局、同じ場所を 3回メス入れて、

切ったり 縫ったりを繰り返したから、腰の辺りには

凄い手術痕が。


お医者さんも、

「3回も、開けたり、閉じたり、開けたり、閉じたりしたから、痕は残っちゃうよー」

とか、軽く言う(笑)



まるで、ファスナーだよ。
私という 着ぐるみ 着てるのか!




そんなわけで、

わりと、入院したり、病気になったりしたが、



その間の夫?


当時は、病院に来てくれたり、

息子のこと任せていたから、感謝をしなくちゃと思っていた。

でもね、
今年の人気ドックで、私の乳ガン疑惑があったが、結果、大丈夫だった件で、夫は、


「なぁーんだ!」

と、ガッカリしてたから(笑)

当時も、弱ってる私を見て 優越感じゃないけど、
なんか、手術というイベントを楽しんでた感もある。


息子には、1ヵ月以上毎日 、コンビニ弁当や吉野家の牛丼やハンバーガーなど買い与えて、

友だちが、私に持ってきてくれお見舞い金は、すべて 夫が持って帰った。

「金かかるんだよ〜。いろいろと。」

と、言って。



しかし、その後、また私は入院することになるのである。


次回へびっくり