友人が、久々に塾が休みなので遊ぼう、と言った。

我が夏の思い出、狂乱花火大会の、幕開けである。



12時に駅に集合。一番近くに住んでいるはずの僕が

なぜか6分ほど遅刻。まぁ俺はそういうヤツだし。諦めてくれ。

風神雷神の模様の入ったヤクザシャツで登場したら

「お前ちょっと離れててくれ」と言われた。


そのまんまの格好で地区センターへ突撃。

バドミントンや卓球に興じる。も、すぐさま体力切れてへこたれる。

こう、座りながらバドミントンしている級友を見ていたら、

「ダマ君後ろ下がってて!」と言われていた

小学校の頃のサッカーを思い出した。ずっとGKとDFだった。

そして、私立中学受験して良かったなぁ、とも、思った。


運動が終わり、ポケモンをしていたら体育館を追い出されたので、

友人宅に突然突撃するとともに、途中レジャーショップで

花火を3600円分ほど購入。

ちょ、おま、爆竹と鼠花火多すぎ。少し減らした。

友人宅でボンバーマンしたり聖剣したりした。

あ、あとマリオペイントも。やっぱり名作だと思う。


8時ごろになり花火に丁度いい時間に。

友人宅の裏庭で鼠花火と爆竹を爆発させたが

近所迷惑なので海岸に移動するも、

雨がぽつぽつと降ってきたので、

一同「ヤベ、台風来たかも」と直感する。


しかし文明の利器オイルライターの力で、

多少の花火は残るも、見事に花火大会を遂行。

風、強し。雨、強し。台風、接近中。


台風に勝利し、自然に勝利した花火軍団は

もう怖いものが無くなったので

夜の海岸で鬼ごっこをはじめる。




俺のせいで鬼が負けた。


そして帰る。

終電がヤバイ人とかもイッパイ居た。

なんかもう、青春を感じた。