昨日は月曜日、大荷物の日だった。少なくともシドニーの早朝通勤者を見ると、大きい荷物を抱えている人が多い。そしてその中身は私のと同じく、職場で食る1週間分の食料であろう。

私も月曜日は比較的大荷物。例えば1週間分のヨーグルト(700g ~1kg)、フルーツ、グラノーラ、パン、チーズ等1週間分の朝食もしくはランチの1部やスナックを持っていく。

朝スーパーに寄っていくのもしばしばである。前にも書いたと思うが、シドニーのスーパーは早朝から開店しているので、非常に助かる。朝のスーパーも通勤途中の人達がかなり多い。

かなり前だが日本で日本の会社で働いていた時、お土産で頂いたものを食べる以外に、自分の席で飲食は出来なかった。お昼は社内の休憩室のような所もしくは社食だ。

そのため、お弁当以外に通勤時に持って行くとすれば、アメや小さいチョコレート位であった。オフィスは仕事をする所であって、飲食をする所ではない、という事だったのであろう。

その後、縁があって外資に転職して驚いたのが、そのオフィスでは日本人だろうが外国人だろうが、席で好きな時間に好きな物を食べていた事。食べながら仕事をするのが普通だった。

このカルチャーは、東京、東南アジア、シドニーと働く場所が変わっても同じであった。ついそれに慣れてしまい、前職ではデスクでポテチをバリバリ食べながら仕事をしていた。

特にストレスが多い仕事だと、間食も増えるので、月曜日の大荷物には必ずスナックも入っている。私の周りの通勤者達が月曜日に持っている大きい荷物の中身も大体同じであろう。

強者はコートの大きいポケットに、グラノーラの箱を入れて歩いている。さすが、人目を全く気にしないオージー。そこが彼らの良いところである。