この写真は令和6年3/13深夜の状況です。
3/12“籠松明”の喧騒も終わり、明けて3/13深夜1:45〜2:30頃、いよいよ“お水取り”行われました。篝火と奏楽の響くなか、咒師を先頭に、北二以下5人の練行衆、堂童子、警護役の講社関係者、閼伽桶を運ぶ庄駆士が二月堂下の“閼伽井屋”まで赴き、“香水”を汲み上げて戻ります。
閼伽井屋で汲み上げられた“香水”、二荷ずつ3往復して二月堂まで運び上げられます。その後3/13夜に、内陣須弥壇下にある甕に移されます。ひとつは、修二会創始者/実忠さんの頃より毎年追い足しして、行法にも用いられる“根本香水”。ほかに年度毎の“次第香水”があり、こちらは二月堂湯屋の井戸水で割ったものが、なんと二月堂受納所にて販売して頂けます(飲用時は要冷蔵)。↓ボトルも可愛いですよね。