この写真は令和6年2/29現在の状況です。

思いがけず当選した“まいまい京都”建築ツアー第二弾、“近江八幡のヴォーリズ建築巡り”へ。
関西に戻った8年前から数年かけ、精力的に滋賀にあるヴォーリズ建築巡りをしました。今回、久しぶりの近江八幡です。



大正2年、ヴォーリズの伝道活動の一助として、メンソレータムの日本独占販売権を提供したハイド氏。その後も交流は続き、昭和5年/1930年、夫妻からの寄付金により幼稚園舎と教育会館が建てられました。平成12年に国登録有形文化財指定を機に、ハイド氏夫妻を顕彰して園舎の名称が“ハイド記念館”となったそぅです。



当時はヴォーリズ夫人/満喜子さんも教壇に立ち、その教えを直接受けたことがあるという、御年90才の名物園長さんが現在も活躍されています。丸窓からは、ヴォーリズ夫妻の住まい(現ヴォーリズ記念館)が正面に見えます。


↑↓ 教育会館内部。
↓ ヴォーリズ記念館。
↓ 旧八幡郵便局。
↓ 近江八幡教会。

↑↓ 近江八幡YMCA会館。

↓ 元近江兄弟社地塩寮。

近江八幡といえば、風情ある八幡堀と伝統的建造物群が有名です。一方で、ヴォーリズ建築が約20棟近く残り(その一部のみ公開中)、ほかにも素敵な洋風建築もあります。京都からJR30分で近江八幡駅+バス15分程、お天気良ければもっと楽しいはず…。


ヴォーリズ記念病院が移転して、当時の結核療養施設である五葉館とツッカーハウスの一般公開が始まったそぅです。ぼくも再生工事のための瓦募金や、クラウドファウンディングに参加して応援していました。また機会を改めて、伺いたいと思います。