この写真は令和6年2/29現在の状況です。

思いがけず当選した“まいまい京都”建築ツアー第二弾、“近江八幡のヴォーリズ建築巡り”へ。
関西に戻った8年前から数年かけ、精力的に滋賀にあるヴォーリズ建築巡りをしました。今回、久しぶりの近江八幡です。



建築を始めたヴォーリズにより、西洋風のモデルハウスとなった“池田町洋風住宅街”。
そのうちのひとつが“吉田悦蔵邸”(大正2年/1913年築、国登録有形文化財)です。
 


ヴォーリズの英語教師時代の教え子で、後に伝道や会社運営の片腕となった吉田悦蔵氏。
以前は個人所有のため非公開だったのですが、ひ孫のお嬢さんが公開に積極的で、現在は予約制で見学させて頂けるよぅです(公式HP参照ください)。







現在もお住まいのひ孫さん自身のご案内で、邸内を拝見。建築についても丁寧に解説してくださり、維持・保存などの苦労話なども伺えました。また実際に暮らしの中での気付きや、思い出話なども含めとても興味深かったです。



皆なで移動だったので、一斉に入った和室などは写真を撮れず…残念。また一階奥には、吉田悦蔵氏が母親のために日牟禮八幡宮から移築した数寄屋風の茶室(江戸中期)も残ります。









↓ 吉田悦蔵氏使用の頑丈なトランク類。

↓ お隣には、ヴォーリズの和風建築/石橋氏邸(旧近江家政塾校舎、昭和10年/1935年築)も残ります。