↑ 転害門裏、↓ 転害門表、舞楽の予行中。

この写真は令和5年10/5現在の状況です。

現在は若草山の麓にある手向山八幡宮(当初は鏡池東脇)。聖武天皇が大仏造立を発願した際に、宇佐八幡のご祭神が協力する旨の神託を与えたことから、東大寺鎮守として勧請されました。


“”転害会”は八幡神がお越しの際に、転害門を通られた故事より、その様子を再現したといぅ例大祭です。コロナ禍による中断をはさみ、5年ぶりの催行となりました。また前回の折に新調された御神輿も、久しぶりの登場です。事前にネット検索したのですが、なかなか写真付きで進行が分かるものがなく、今回4回に分けてご紹介したいと思います。











12:00頃〜行列が転害門に到着し、神輿が中央に据えられます。ここで転害門御旅所祭が行われますが、その最中になんと通り雨が…。一時けっこうな降りとなり、参列していた稚児さんや氏子代表のオジサン方々は転害門軒下で雨宿り。



ただ神事を中断するわけにもいかず、太鼓や鐘には急遽大きなビニール袋が被せられ(この中で演奏を続けていますか…酸欠しなかったかしら?)、笙や笛の方には後ろの観客みんなが協力して、雨傘を差し掛けてしのいでいます。こんな光景を、ご祭神はお見届けくださったでしょうか。