令和5年元旦、深夜0時〜東大寺鐘楼“奈良太郎”の除夜の鐘を少し聴いて就寝。
元旦8時前に大仏殿へ初詣。通常なら朝8時迄は観相窓が開いていますが、辺りが暗くないと大仏さまのお顔は見えないので、ちょっと遅かったなぁ。観相窓が閉まる瞬間を待っていたのですが、なぜか8時半頃になりました(閉めるの忘れてたのかしら…)。観相窓の閉まる様子を、動画にてご紹介します。
1月2日、薬師寺さんへ初詣。金堂お薬師さまの前に、毎年正月三ヶ日は“国宝吉祥天女像”、1/4〜15は“平成の吉祥天女像(再現彩色)”が安置されます。
去年は平成本を拝観したので、今年こそはとやって来ました。“国宝吉祥天女像”は美術館などで何度も観てはいますが、信仰の対象としてお堂に安置された状況を一度ぜひ観てみたかったんですよね。実際には小さくて近付けないので、よく見える訳ではありません。
お坊さんがお薬師さん1300才、吉祥天女さんは1250才と紹介されてました。麻本著色の脆弱な画像が外光に曝される状況は、保存的には問題かもしれません。それでも信仰が優先される光景なのだと、薬師寺さんのお寺としての姿勢に感心するばかりです