いろいろな生理用品  小学校高学年のお子さんに伝えたい事 ⑨ | 生きていく中で必要になる性の話 JISEIのブログ 

生きていく中で必要になる性の話 JISEIのブログ 

自分や相手の体と心を大切に一人一人の人権を守る、社会問題を自分事と捉える主権者教育としての性教育が大切だと感じています。現代の子供の保護者世代が受けた内容と大きく変化した性教育について、保護者と子供達と共に学ぶ活動を広めたいと考えています

 生きていく中で必要になる性の話

親が我が子に語る様な気持ち

で書いています

大切な事は

安心安全に性に関する

行動ができる

為の情報を知り

自分自身で選択できる 

という事です

 

 


今回は、実際に身近にある

色々な生理用品

についてお話したいと思います。




選択肢を増やして、

生理期間も快適に過ごせるように、

又、初経を迎えられるお子さんが、

これらをみて、

月経に、自分で対応できる様に、

基本的な情報も、

詳しくお伝えしたいと思います。

 

 



使い捨てナプキン

表面はプラスチックのフィルムや

不織布でできていて、

中に、吸収ポリマーという吸収剤

漏れ防止のプラスチック素材が入っています。

ナプキンの左右両側に

羽根というテープがついていて、

下着に固定できるタイプ(羽根つき)や、

羽が無いもの(羽なし)があります。

又、昼用夜用と、

長さ、厚み、幅が違うものがあり、

吸収できる経血量に違いがあります。

テープがついているので、

下着に張り付けて固定します。

 


交換は、トイレに行く時に行い、

経血量が多い日は、

交換の頻度を増やします

2~4時間ごと)

経血を吸収しているナプキンを交換せずに、

つけたままにしておくと、

経血が酸化して雑菌繁殖し、

においのもとになったり、

かぶれ、感染のもとになるので、

汚れたら交換し、清潔を保ちます。

使用後のナプキンは、

トイレットペーパーで包み

サニタリーボックスごみ箱に捨てます。

トイレに流してはいけません。

 


女性は、生涯約40年間

生理を経験するといわれているので、

40年間×12か月×

5日間(一回の生理期間を5日と仮定して)

×5枚(一日のナプキン使用枚数を5枚

と仮定して)とすると、

生涯で、12000枚

ナプキンを使用する事になります。

プラスチックの素材が使用されている事から、

環境への負荷がある事や、

使用される枚数に、

一枚当たりのナプキンの金額をかけると

推定できるように

経済的な負担も大きくなります。

 

 

 

布ナプキン

使い捨てナプキンでかぶれてしまうので、

使い始めたり

赤ちゃんの布おむつの使用が

きっかけであったり、

SDGs、エコを考えて

等の理由で、使用されています。

使い捨てナプキンと併用していたり、

単独で使用している方がいます。

素材がで、吸収剤などは入っていない為

交換頻度としては、

使い捨てナプキンよりは多く

複数枚を常備して使用します。

使用後は、蓋つきのごみ箱などに入れておき、

複数ためてから洗います。

軽く水洗いしてから、

セスキ炭酸ソーダ等でつけ置きし、

その後、洗濯機で洗います。

そうすると、匂いも気にならず、

負担も少ないです

前回の記事に書いた様に、

一般にドラックストアで売られていたり、

無印良品

(販売価格:1490円税込み 2枚組)や

ネットショップ(例:フェリシモなど)

で販売しています。。

不慣れな時、漏れてしまう事があったり、

トイレに落としてしまったり、

ハンカチと間違えたり、

濡れたままで体にふれ続けると、

冷えてしまう等があります。

ただ、自分の月経の経血(血液)

の状態が観察しやすいので、

自分の身体や生理に

関心を持つようになれる事は、

とても貴重な事だと思います。

アロマオイルで香りをつける等で

快適に使用されているようです。

 

 

 https://www.gender.go.jp/policy/sokushin/kenko/periodpoverty/pdf/3-2.pdf




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回も、実際に身近にある

色々な生理用品について、

お伝えしたいと思います。