リプロダクティブヘルス | 生きていく中で必要になる性の話 JISEIのブログ 

生きていく中で必要になる性の話 JISEIのブログ 

安心安全な性行動を取る為に、リプロダクティブヘルス (性と生殖に関する健康)についてのお話です。全年齢、男性女性に、生きていく上で必要な性の話を、看護師・保健師・思春期保健相談士の視点でお伝えします。主権者教育として性教育の大切さを感じています。

 

ご両親やお子さんと共に生活する人が、

我が子に性の話を伝えるのに、

出来るだけシンプルに分かりやすく

伝えられる様に、

リプロダクティブヘルス

について説明します。

 

 

 

その中で大切な事は

安全に性に関する行動ができる

為の方法を知るという事です。

 





具体的には

 



生まれた時の性に関して、

まず自分と周囲の人に受け入れられる

 


成長に伴う体の変化

(第二次性徴)に対応出来る

 


性犯罪の被害にあわない

 


性虐待の被害にあわない

 


安全安心な性行動がおこなえる

 


適切で安全な家族計画が立てられ、

望まない妊娠人工妊娠中絶がない

 


HIV/エイズを含む性感染症にかからない

 


不妊に関する知識を得る事が出来て、

対処法がわかる

 


生まれた時の性に違和感がある場合、

その対処方法がわかる

 

 

 



これらの方法を伝える為に、

5〜8歳

9〜12歳

12〜15歳

15〜18歳

10代後半〜20代前半

20代後半〜30代前半

30代後半〜40代前半

40代後半〜

と年齢を段階に分けて、

その段階毎に必要と思われる

お話をしていく予定です。

 



リプロダクティブヘルスの対象は、

女の子女性だけではありません。

男の子男性も、どちらも主役です

 



男の子のご両親、

共に生活する方にも是非是非、

興味をもっていただきたいと思っています。





リプロダクティブ・ヘルス

リプロダクティブライツとは

 



「性と生殖に関する

健康・権利」

と訳され、

1994年にエジプトのカイロで開かれた

国際人口開発会議ICPD

にて提唱された概念です。


 


人間の生殖システム  

及びその機能活動過程

のすべての側面において、

単に病気、障害がない

というばかりでなく

身体的、精神的、社会的に

完全に良好な状態

にあることを指します。

 



したがって、

リプロダクティブヘルスは


すべての個人とカップルが、

生殖能力を持ち


安全満ち足りた

性生活を営むことができ、


安全妊娠・出産が出来


子どもを持つか持たないか、

出産する時期、子供の数、出産間隔を、


自由にかつ責任をもって

自分の意思で決定でき、


健全な子どもを持てる、

最善の機会を得られるよう、


適切な情報ヘルスケアサービス

などの手段を得られる基本的権利です。

 

 

 

自由に責任を持って、

自分の意思で決定する為には、

まずは情報が少な過ぎると感じます。

少しずつ使える情報が

発信できるように

していきたいと思います。

 



 

☆ 2019年に初めてブログを書きましたが、

その後様々な事情で更新できませんでした。

しかし、リプロダクティブヘルスについての

問題は、私の中では永遠のテーマで、

自分に何が出来るか自問自答する毎日でした。

今回、色々なきっかけにより、

性教育の重要性を再度痛感し、

内容を複製・改編して再投稿する事

といたしました。

過去の記事にいいねを押してくださった方、

本当に嬉しかったです。

ありがとうこざいました。

今後、更に、微力ながら

誰かのお役に立てるような記事に

出来るように更新していきたいと

考えております。

どうぞよろしくお願いします。