2024年4月、静岡県の「幼魚水族館」に行きました
三島駅のバス案内所やタクシーの運転手さんに「幼魚水族館」を尋ねても
ご存じなかったです
場所は、サントムーン柿田川ショッピングセンターの中の、サントムーンオアシスという建物の3Fにありました(サントムーン:Sun & Moon)
普通のお店と同じように並んでいました
これはみんなが知らないのも納得でした
「幼魚水族館」は、幼魚に特化した世界唯一の水族館です
100種類を超える幼魚の展示に加え、幼魚と成魚を比べるコーナーや、幼少期を浅い海で過ごす深海幼魚の展示などがあります
入口
チケットは幼魚屋(グッズ販売)で購入します
館内
こんな感じで6つのコーナーに分かれています
見た順番にお魚たちを紹介します
ほとんど幼魚ですが、成魚もいます
コンゴウフグ
角が生えていたのである程度、成長してるみたいです
ハコフグ
サイコロみたいです
次のミナミハコフグとは水玉模様の大きさ、数が違います
ミナミハコフグ
鎧のように固い骨格と毒で徹底守備。さらに前進に黒い水玉をまとうことで
目の位置まで隠します
プテラポゴン・カウデルニィ
成魚のミニチュアのような姿の幼魚は、ウニのトゲの間に隠れます
イヌザメ
ゼブラ模様だけれどイヌです。2023年3月8日、当館で生まれました
最大で全長144cmに達します。幼魚には10本前後の黒色の横縞がありますが、成長するにつれて退色し、成魚では灰褐色になります
ハナダイの仲間
動画
サラサハタ
黒目と同じ大きさの水玉を全身にまとって本物の黒目を隠しています
カエルアンコウ
岩に擬態して身を潜め、おでこの釣り竿を振って獲物を誘います
タテジマキンチャクダイ
成長とともに渦巻き模様の奥から縞模様が浮き出てきます
親子で模様が違うのは成長のケンカに巻き込まれないため
幼魚
成魚
コンビクト・ブレニー
幼魚は有毒のゴンズイに擬態して群れで泳ぎ、巣穴に引きこもっている成魚のもとへ食料を運ぶ。それでいいのか?大人たち笑
動画
(左)幼魚 (右)成魚
イシガキフグ
幼魚についてほぼ情報のなかった謎の多い魚
この度、人工繁殖の成功で世界初の幼魚と成魚の比較展示ができました
幼魚
成魚
ハナミノカサゴ
幼魚は透明感がありますが、成魚になると派手なしま模様に長い背びれと胸びれが目を引きます。
ただし、ひれの固くてとがった棘条という部分に毒があります
動画
(左)幼魚(上の方にいます) (右)成魚