2022年6月、奈良の東大寺に行きました。テレビで大仏様を見て、無性に拝観したくなりました
東大寺ミュージアム、大仏殿、手向山八幡宮(別途作成)、二月堂、四月堂に行きました
【東大寺ミュージアム】
入口にある大仏様の手。実物大です
展示されている中では、国宝の誕生釈迦仏立像及び灌仏盤が大好きです。あの微笑み。つらいことがあった時、展覧会で拝観し、微笑みに救われました。以来、追いかけて色々な所へ行きましたが、近年はこのミュージアムに落ち着いておられるようで助かります。
その他、以前三月堂に安置されていた大きな国宝・日光菩薩立像と国宝・月光菩薩立像も穏やかな微笑みで癒やされます
【大仏殿】
東大寺南大門 (国宝、鎌倉時代)
人は多かったです。遠足の小学生も多かったです。鹿はおとなしかったので安心しました
鎌倉時代の彫刻界の二大巨匠、運慶と快慶による国宝・金剛力士立像が門を守っています
阿形と吽形の2軀あります。8mを超える大きさですが69日で完成しました
鏡池の向こうに中門・大仏殿・廻廊
ここからの写真は中学生で修学旅行に行った時の写真にもあって印象深い場所です
中門(重要文化財、享保元年(1716年)9月再建)
この時だけ晴れていました
東大寺金堂(大仏殿、国宝)
天平の創建後、2度焼失。現在の建物は江戸時代中期の元禄から宝永年間に再建された
大仏様が安置されているのだから、とにかく、でかい!
金銅八角燈籠(国宝、奈良時代)と大仏殿
創建当初のまま残っている貴重なもの
盧舎那仏坐像(るしゃなぶつざぞう、国宝、奈良時代)
像高さ 14.85m、台座高さ 3.03m 現存する世界最大の金銅仏
天平15年(743)、聖武天皇は仏教による国家鎮護を目指し、その象徴として大仏建立の詔(みことのり)を発しました。そして9年後、日本書紀に記された仏教伝来から200年目の752年に大仏はほぼ完成しました。開眼供養はインドや唐からも高僧を招いて行われました
御朱印を授与
東大寺は華厳宗です
【二月堂】
奈良時代の天平勝宝4年(752)、東大寺の開山良弁僧正の弟子、実忠和尚によりはじめて建立されました。毎年二月に修二会(お水とり)が行われるので二月堂と呼ばれています
二月堂(国宝、奈良時代に創建、1667年に再建)
大仏殿と奈良市内を見渡せる
御朱印を授与
観自在は観音様のこと。二月堂の本尊は十一面観音(二体ある)
朱印所で砂糖菓子を頂きました
【東大寺三昧堂】
三昧堂(四月堂、重要文化財、平安時代、1681年再建)
二月堂から見たところ
治安元年(1021)に仁仙大法師と助慶上人が創建し、傍らに僧坊を造って法華三昧行を修したと言われます。現在のお堂は1681年の再建。本尊十一面観音立像(重要文化財)
御朱印を授与
法華堂(三月堂)は今回パスしました
東大寺は広いので、一通り廻るだけで疲れました