「〜のおかげ」の文化と「〜のせい」の文化
韓国人「忘れ物の携帯電話を届けてくれたタクシー運転手に対する韓国のおばさんの対応がひどすぎる件」 : カイカイ反応通信
http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/51579996.html
なかなか溝を埋めるのは大変だと思います。
以下は韓国のスレで「びっくりした。韓国では考えられない」と挙がっていたものです。
❶後藤氏がイスラム系暴力組織に拘束され、殺害された際に、親が「迷惑を掛けて申し訳ない」と謝罪したことに対して。
→確か、スレでは、「韓国だったら、首相や国のせいにする」とのコメントが幾つか寄せられていました。
❷天皇が東北地震のあと、被災地を訪れられ、体育館などに足を運ばれて、避難地で暮らす人々を励ましていたシーンに対して。
→「どうして、皆んな、感謝しているんだ。韓国だったら、怒鳴り散らしているだろうに」とのコメントが幾つか寄せられていました。
❸セウォル号事件に対して。
→案の定、政府のせいになりました。いまだ、この事件はスレの中で掲出されることが多いです。
「過去10人中8人の大統領が、逮捕・亡命・暗殺・自殺・収賄・不審死して行くのは必然なのかなぁ」と感じたりします。
福沢諭吉氏は、この点を、当時から強烈に指摘しています。吉田松陰氏も。
踏まえておきたいこととして。
隣国との関係構築において、過度の煽りや、ヘイストスピーチには絶対に反対です。
ここ最近の日本の「目には目を」的行動では、世界は、「日本だって結局同じことをしているぢゃないか。結局、最初っから日本が悪いんだよ。日本人こそ残虐性の二面性を持った、ホンネとタテマエ文化を地で行く国民」と罵られ始めています。
日本人は、「文化」や、「行動や発言のもとになる思想」が全く異なることを理解した上で、日本的「感謝」とか「譲歩」とかは逆手に取られることを知りながらも、『敢えて』、「目には仁徳を」的行動を取っていくことが、極端に遠回りですが、世界の理解のもと、隣国と仲良くやっていけることに繋がると信じています。