最近観ているドラマ、ザ・ロイヤル・ファミリー。
競馬に関するドラマなのだが、JRAの全面協力を得ているだけに、撮影場所から何から、とてもリアルな作り込みとなっていて思わず感心。
このドラマの影響か、競馬場にはいつにも増して多くのファンが詰めかけているようだ。
自分が学生だった遠い昔には、ダッシュボードに馬のぬいぐるみを置いている車が、そこかしこに溢れていたけど、ウマ娘人気も続いている中、当時の熱気とはまた違ったものだけど、イベントとしての競馬は確実に注目されている感がある。
自分はザ・ロイヤル・ファミリーの小説も読んでみた。
競馬は関係する人々が多く、仕組みも複雑で理解しづらいところがあるけど、この小説はそのあたりが明快にされており、競馬に縁遠い人でも十分楽しめる内容となっているのが印象的だった。
とは言え、自分のようなバブルの残り香を味わった端くれとしては、やはり競馬小説といえば優駿なんだよね。
もう筋書きすら思い出せなくなってしまったが、心を揺さぶられるような感動を味わったことを思い出す。
ここ数日、無性に読みたくなって近所の書店に繰り出したが在庫無し。どうしても我慢出来なくなって、ダメ元で今日図書館に行ったところ、あったあった‼️
改めて読み始めたが、宮本輝さんの人物描写はやはり凄いな。まだ第一章だけど、あっという間に感情移入してしまった。
また読み終える頃にはボロ泣きするんだろう😅
心のデトックス。年末で忙しいからこそ、涙活必要だよね〜。