皆さまこんばんは。

2回連続、ディアベッリ変奏曲のCDを紹介します🙇‍♂️笑

 

 

マウリツィオ・ポリーニです。

 

ディアベッリ変奏曲においては、個人的に前回挙げたアラウのものとポリーニの2枚、

これだけは是非聴いてほしい演奏です。(多分その次にアファナシェフとか、、、笑

 

アラウは比較的静かに、アラウ自身の心の内や聴き手の心の中に届けるような演奏ですが、

ポリーニはとにかくエネルギッシュで情熱的。聴き手に訴えかけてくるような演奏です。

 

ライナーノーツに書いてありますが、1998年の9月4日から9日までと、

1つの作品に対し6日間もかけてレコーディングを行なっています。

それほど、ポリーニがこの作品にかけた思いが大きかったのだと思われます。

 

56歳のときの録音ということですが、このくらいの年齢で録音したものはどのピアニストも良い演奏が多い気がします。

技術的にも洗練されていて、そのピアニストの人生観が垣間見えるのだけれど、そればかりではない。

独り善がりにならないように、だけれどピアニストが自分自信を表現できるように。

 

個人的な意見ですが、平均寿命が伸びてきた昨今、ピアニストにとっての40歳ではまだ若いような気がするんです。

むしろピアニストは50歳過ぎてからが楽しみ、、、そんなことを思っています。

 

さて、ポリーニのディアベッリ変奏曲ですが、とにかく良いです。

DGの録音音質って好みが別れたりしますよね、、、

このCDも「4D」【新次元の音】なんて書いてありますが、その音質は好き嫌い別れるかもしれません。

僕は決して嫌いではありませんが、「綺麗すぎる」と言われれば否めないかも。

 

もうちょっと素直な音質で録音してもよかったのかな、と思いますが

それを含めて1つの作品として仕上がっているような気もします。

 

とにかくポリーニの演奏自体は素晴らしいです。歯切れよく進んでいきます。

前回も書いたような気がしますが、1時間の大作とは思えないです。

 

きっと今後もディアベッリ変奏曲、CD紹介すると思います🙋‍♂️

まずはアラウとポリーニの「名盤」、是非お楽しみくださいね。

 

読んでくださりありがとうございました😁

なんとか日付的には毎日更新できてますね。。。今後も頑張ります😋