「重陽」 | 年金爺ゆきおの日常

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9月9日は「五節句」のひとつ「重陽(菊の節句)」でございます。

 

◆「ららん藤岡」の菊花展にて

 

陰陽思想では偶数は〝陰〟の数、奇数が〝陽〟の数とされ、一桁の陽の数の一番大きい〝9〟が重なる9月9日が「重陽」となります。「五節句」は1月7日の「人日(七草)」、3月3日「上巳(桃の節句)」、5月5日「端午(菖蒲の節句)」、7月7「七夕(たなばた)」そして今日、9月9日「重陽(菊の節句)」ですね。

 

もっとも少なくともここ北関東では、3月3日に桃はまだ咲かないし、7月7日は天の川が見えない夜の多い梅雨時期だったりするので、この2つに関しては生家のほうでは元々の旧暦に近い月遅れでやってましたね。

 

「重陽」では昔は〝栗〟を食べる習慣があったらしく〝栗の節句〟とも呼ばれていたらしいですけど、〝栗〟と聞いて思い出すのが30代の頃、当時の嫁さんの実家の近くの吉井(現 高崎市吉井)に住んでいて、休日に実家で飼っていた犬を散歩させていたら県道脇に見慣れぬ隣県ナンバーの車が停まっていて近くでなにやら子供の声が・・・見ると栗拾いをしている親子連れが・・・そしてその栗の木は我が家で植えたもの。

 

◆その時のツレ「ナナ」

 

「こんちわ~」と声を掛けるとお父さんらしき人が「こんにちは」と返して来たので「栗拾いですか?」と訊くと「はい」と答えて、男の子が「ほらっ」と得意げに栗の入った袋を持ち上げて見せたので「ちなみにその栗の木、ウチのなんですけど」と言ってやった(笑)。慌てて随分謝られて拾った栗を差し出して来たけど、せっかく拾ったんだから美味しく食べていただければ・・・と持ち帰ってもらいました・・・あの栗の木・・・まだ生きてるかな?とか思いつつ、栗もまだちょっと早いかな?

 

自分は最近も相変わらず夜中1.5~2時間おきに目が覚めちゃうんだけど昨夜、日付が変わる頃、70年近い人生の中でも余り聞いた事のないような重低音の雷鳴があって、次に目を覚ました時(午前2時前後)には、えらい豪雨の真っ最中だった・・・今夜も予報では今夜も傘マークが並んでるけど・・・

 

ちなみに旧暦の9月9日は今年は10月11日になるようです。確かにその頃になればさすがに〝秋〟を感じ〝秋の花〟と言えば「菊」って感じになりそう・・・っていうか異常気象の中でもそうなってて欲しいものです。

 

そういえば、〝春〟を待ちわびる曲はいっぱいあるけど、〝秋〟を待つ曲ってあんまり無いなぁ・・・とか思いつつ

今日のYouTubeの一曲は『September/竹内まりや』

https://youtu.be/_Y46BcftIhk?si=h5zEeN82jf9YWB9c

ん・・・1955年生まれ?そうかこの人もタメだったか・・・