
TOTOの食器洗い乾燥機、発煙事故17件発生
TOTOは25日、卓上型食器洗い乾燥機「EUD300シリーズ」で、昨年12月までに発煙事故が17件発生していたと発表した。
該当製品の使用中止を呼びかけるとともに、2000年9月から05年3月にかけて製造された計12万4877台について、無料で点検と修理を行う。
対象は、TOTOが販売した型式が「EUD」に続き300、310、310HM、310HS、320、330、350と、東京ガスが販売したTO―D503B、TO―D503C、大阪ガスが販売した115―1056の計10機種。今のところ、けが人や火災の報告はないという。
TOTOには、05年1月~07年12月に製品からの発煙や下部カバーが損傷するなどの事故に関する情報が寄せられた。
製品下部に10円玉大の穴が開いたケースもあったという。
装置に電気を通すコネクターの接合部分が温度変化による膨張収縮のため、こすれて発熱することで、周囲のウレタン系樹脂製の基板保護材を溶かしたことが原因と説明している。
問い合わせは、フリーダイヤル0120・950・310。受付時間は3月末までは毎日、午前9時~午後8時。4月以降は、土日祝日を除く午前9時~午後6時。
(2008年2月25日22時53分 読売新聞)