こんにちは。雪織です。

今日もおばあちゃんの入院について。

続編です。

 


色々考えて
おばあちゃんが病院のベッドでも
みんなの顔を見られるように


ノートにいっぱい写真を貼って
その時の思い出やメッセージを書いた
アルバムを作りました。


元々は、おばあちゃんの部屋の
生前整理の時に


処分するから欲しいのあったら
持っていっていいよ、と言われた写真を
主に使いました。


母や叔母や叔父。
つまり、おばあちゃんの子どもたちの写真や
孫の私たち姉妹の写真。


おばあちゃんや
亡くなったおじいちゃんの写真。


ひ孫である私の子どもたちの写真。
ひ孫からのお手紙と絵。


そんなものをたくさんペタペタ
切って貼って
コメントを書いて…。


入院中
おばあちゃんが少しでも笑顔になれるように。
おばあちゃんが皆に会えなくても寂しくないように。


私が小さい頃
おばあちゃんに色んな所へ
連れていってもらった時の写真たち。


温泉やテニスにも
よく連れて行ってもらったのを思い出して
写真をペタペタしながら、涙があふれてきました。


おばあちゃんはいつも、優しかったこと。
何か「やりたい」と言ったことに対して
「ダメ」って言われたことがないこと。


孫にはいつも、なんにでも挑戦させてくれた
パワフルで優しいおばあちゃんです。


今までもらった優しさを
何か少しでも
お返しできないかな…


という思いで、作りました。


今年91歳になる
入院中のおばあちゃん。


ボケちゃって会話ができなくなったらどうしよう。


万が一のことがあったらどうしよう…って
不安になりながら


急いで作って、送りました。


アルバムを受け取ったおばあちゃんは

とっても喜んでくれたようで


涙ぐみながら何度も見ていると連絡をくれました。


私の母や叔母からも連絡をもらったほど。


一瞬でも、おばあちゃんの寂しい時間を
埋めることができたのかなと
嬉しくなりました。




思い出の品の整理、写真の整理は
整理の中でも難しいと言われます。


要る物と要らないものを分けようとしても
思い出がたくさん詰まっていると


『要らない』という選択を取るのが
難しいからです。


今回は、以前、おばあちゃんの生前整理で
破棄された写真をたくさん再利用して作りました。


一度整理されたものなので
迷惑かな…?
という思いも少しあったのですが


非常事態だし
とにかく元気になってほしいし


また新しい形でまとめて
アルバムとして渡したことで


また新たなものとして
受け取ってくれたようなので
よかったです。


おばあちゃんが元気に退院してくれて
その時にもし不要になっていれば


返却してもらってもいいかなと思っています。




ちなみに、写真をうまく『捨てる』ための方法としては
データ化するのが一番いいですね。


最近は、写真をスマホカメラで読み取り
pdfとして保存できるアプリもあるので
お勧めですよ!