
今年の節分は2月2日だったのですね、普通にいつもと同じく2月3日だと思っていました。
我が家では毎年節分の日は、鬼のお面を被って夫が帰宅するので、保育園で作った鬼のお面を被った子ども(小鬼)がそれを待ち受けていて豆を投げる、というなんかよくわからない状況の節分イベントをしております。
なので、
まだ子どもが小さいので普段豆は誤嚥とか窒息が怖くて買わないのですけど、節分の時だけは買います。鬼のお面狙いで。
この時期になると、豆を購入すると鬼のお面も貰えたりするんですよね。
そして今年の鬼のお面はこちら↓
ザ⭐︎定番、でん六の鬼のお面。
あ、ネットで購入したわけではなく、普通に近所のスーパーで購入しました。
最近の豆は小袋に入っているので子どもが手に持っても安心だわ。
(でも袋を開けて食べる時は一粒たりとも落としたりしないようにめっちゃ神経を使うけど)
今年は鬼のお面はマメドル鬼らしいです。
マメドルとは…?
と思ったら、でん六の公式サイトによると
『豆まきアイドル』のことのようです。
「鬼が豆をまいても良い」という、我が家の節分イベントも間違っていなかったことが証明されました。

…なんですけど、
夫は女の子のお面を付けることに抵抗があったのか、今年の節分は、部屋の壁に鬼のお面を貼ってそれに豆をぶつける、という手法に変わりました。
それで、
子どもたちは何のためらいもなくこのマメドル鬼のお面に豆をぶつけるんだけど、私はそれを見ていて何だか胸が痛くなりました。
だって…女の子だよ?
女の子に豆をぶつけるとか可哀想じゃない?
この女の子が、何をしたっていうの?
てか、そもそも、
鬼っていうだけで豆をぶつけていいの…?
という根本的な疑問に行き着く始末。
女の子のお面に喜んで豆をぶつけている子どもの姿を見ていたら、つい、
「なんだか可哀想だから豆投げるのやめない?」
と、5歳の娘に言ってしまいました。
(娘には「え? なんで?」って言われたけど)
いや、わかっているんです。
この時期風邪を引きやすかったりするので、そういう悪いもの(邪気)を払う意味で豆(魔滅)を投げる、ってことは。
鬼はあくまで邪気を具現化した姿、だから、
「鬼に豆を投げていいのか?」
という疑問は甚だナンセンスなことはわかっているのです。
でも、
女の子の鬼だと思うと、何故か可哀想になってくる…今までのおっさん鬼だとこんな気持ちにはなったことは無いのに何故…。
人の親になったからかしら…?
まさか、節分でジェンダーというかルッキズムというか、自分の価値観について考える日が来るとは…。
(↑本土上陸する直前まで読みました。それ以降がなかなか読む時間がなくて読めていない。子育てが落ち着いたら読むぞ…!)


