不妊治療中に夫に対して思っていたこと | 心配症お母さんの平々凡々日記

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思いついた時に思いついたことを思いついたままに書いている、とっちらかったブログ。
「昔は良くなかった」とぼやくこと多しアラフォー。



私の不妊治療の期間は約4ヶ月。


不妊治療期間としては

短い方なのではないかと思います。


ですが、

それでも私はけっこう精神的に不安定になっていました。



私は結婚を機に地元を離れ、

夫の住む街に引っ越ししています。


知り合いもいなく、話す相手は夫だけ。


当時、夫は出張も残業も多く、

とても忙しい状況でした。


なので、

そんな中タイミングをとらなきゃいけなかったり、

朝少しでも寝ていたいのに

精液を採取しなきゃいけなかったりと、

夫も大変だったことと思います。


それでも特に文句も言わず、

淡々と協力してくれました。



人工授精がドタキャンになった時(→この話)も、

せっかく協力してもらったのに

申し訳ないなと私は思っていたのです。


ですが、夫の反応は、

「そうですか、それは残念でしたね」

で終わり。



夫は、

終わったことに悩んでも仕方がない。

今これから何をすべきかを考える。

という人です。


夫の考え方は

確かにその通りだなと思います。


でも、

私は、夫婦というのは、

辛いこととか悲しいことがあった時、

お互い労わりあい、慰め合い、

気持ちを分かち合うものだと思っていました。


不妊治療をしている間、

私は体調が悪くなったり、

精神的に落ち込むことはたくさんありました。


でも、

なにより孤独を感じていて、辛かったです。


不妊治療は2人のことなのに、

1人で戦っている感じでした。



不妊の原因が自分にある負い目、

不妊治療のお金を

夫に出してもらっている申し訳なさ、

それはいつもありました。


でも、

あなたが子どもを欲しいと言ったんでしょ?

その為に私は頑張っているのに、

何故私だけ辛い思いをしなくてはいけないの?

という気持ちが強かったのだと思います。


いや、夫からしたら、

「自分は不妊治療をしてまで子どもは欲しくないって言ったよね?

辛いなら不妊治療を辞めていいですよ」

という気持ちだったのかもしれないです。



不妊治療は、

夫婦2人で精神的にも支え合い協力するものなんだと思うのですが、

他の夫婦はどうなんですかね…。


私たちは、

不妊治療をすることによって

夫婦仲は悪くなったし(いやその前からだけど)、

このまま不妊治療が続いていたら

離婚していたんじゃないかと思います。



最後に、

不妊治療に対する、

夫との温度差を感じた夫の言葉を紹介したいと思います。


私が「不妊治療が辛い」と愚痴をこぼした時に、

夫に言われた言葉です。


「辛いっ言っても、

内診の先生が若くてイケメンの先生だったら嬉しいでしょ?」


夫の冗談です。


私は一生、

折に触れて思い出すことでしょう。


✳︎✳︎✳︎


あ、一応言っときます。


夫の嫌だなあと思うところは沢山あります。


でも、

それ以上に良いところも沢山あります。


夫も私に対して

不満はたーくさんあると思います。


まあお互い様よね。




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