ここは函館、大門広小路、何故か月光仮面の像が有ります。
松風町の競輪の場外車券売場の前辺りになります。
この像は、函館出身で多感な少年期をこの街で過ごした、原作者の川内康範氏から、函館グリーンプラザが造成されたのを記念して昭和48年に寄贈されたそうです。
この像には、生まれ育った地への恩返しと平和への深い思いが込められているのだそうです。
月光仮面のテーマでもある、このプレートの文言にもその思いが現れていますね。
しかし森進一氏とのおふくろさん騒動の後、小説版の再版が行われた際は「憎むな、殺すな、真贋(まこと)糺(ただ)すべし」と改めているそうです。
余程お怒りだったのですね。
川内康範氏は森進一氏に対して絶縁宣言をし和解することなく他界なさったそうです。
真偽の程はわかりませんが、愛と平和をうったえる川内康範氏が、そのような怒りの感情を抱いたまま他界なさったのは、誠に残念な事だと思います。
せめて…