こんばんはクローバー

 

初日公演から、もう1週間も経っていることに驚きを隠せません。

早急に振り返っていきたいと思います流れ星

 

 

 

さて改めまして。

2023年8月24日〜8月27日に上野ストアハウスにて上演されました舞台。

 

『氷雪の門〜昭和20年、乙女たちが決めたこと〜』

 

全公演が無事に終演いたしました。

 

ご来場くださった皆様、そして応援してくださった皆様、本当にありがとうございました泣くうさぎ

 

 

この作品に関わり続けてはや4年。

この時は、谷崎美恵子として生きて。

 

この時は、島野やす子さんとして生きられなくて。

 

この時は、やっと、島野やす子さんとして生きられて。

 

ようやく「自決する役」をいただいた今回。

今まで感じた感覚とどこか違う、どこかスッキリしてしまったような感覚すら芽生えています。

 

 

個人的に一番衝撃だったのは、初めて稽古期間がしんどくなかったこと。

 

もちろん当時に思いを馳せれば馳せる度、苦しくなったりもしましたし。

例によって変な沼に陥りそうになって、お芝居を悩んだりもしましたし。

 

個人的に、心身共に少しばかり負の渦に飲み込まれたりもしました。

 

 

が、しかし。

荒通し2回目で、ほぼ本番通りの空気とスピード感が出せるこの座組には信頼しかなかったし。

全員が全員、「もっと良くしていこう」と前を向いているムーブには何度も背中を押されました。

 

何より。

ずっと先輩として見てきたはずの「せっちゃん」は、案外私のすぐそばをずっと歩いてくれていて。

 

例えば。

年少組をやってきた弊害か、素直に感情のままになると少し弱気になってしまっていて。

「あんたはもっと大人でしょう」と尻を叩かれたり。

 

ずっと隣を歩いてきたはずの美恵子も、やっちゃんも、一度離れて見てみたらとっても可愛い後輩で。

彼女たちに何がしてあげられるだろうって考えてる節子がいたり。

 

 

頼もしくて大好きな座組の皆さんとのあったかい関係性に、この四年間の私自身が重ねてきた時間も相まって。

12人の乙女が、みんな家族のように大切な存在だなって。

 

ぼそっと誰かが言っていた「12人制覇する・・・?」って話、あながち本当にしてもいいくらいこの作品が、みんなが、大好きなんだなって。

 

そんなみんなに囲まれて幸せだなって感じたのが、今年の氷雪の門でした。

 

 

そしてそして。

関わって早4年。

初めて、今作の終演後に面会をすることができて。

こんなに深く届いているんだ、深く受け取ってくださっているんだって、心から実感することができました。

 

実は素敵な贈り物まで頂いてしまって。

こうしてご縁を繋いでいただいて、そしてご縁がつながって。

「来年以降は一旦考える時間を」と思っていた私の背中をぐいぐいと押されている状態です。

 

暖かい拍手が、キラキラした目が、伝えてくださる声が、今もありありと浮かんできます。

これから先も、この作品が昭和20年の真岡と私たちをつなげてくれることを。

そして、関わった人たちに素敵なご縁が繋がることを願って。

 

 

 

そして。

桜庭節子さん。

「自分の中にある近しい気持ち」を参考にすることって、よくあるんです。

けど、彼女とお父さんとの関係は、なんだか他人事みたいに想像することしかできなくて。

そういう意味では、今年も難しいところに放り込まれたなって、思ってたんです。

 

杞憂でした。

 

最後の独白、実は稽古場では一度も泣いていませんでした。

稽古終わりに何度も何度もあのシーンを稽古し直して。

コミュニケーションして、何度も何度も正面から感情をぶつけてもらったからこそ。

 

劇場入りして、初めて耐えられなくなったんです。

これは完全に、父の勝利です。

 

そんな、とっても素敵な関係を築いてくださった野村さんには本当に感謝してますおねだり

 

 

同期の2人、とみちゃんとテルちゃんも。

2人は本当にずるい。

2人揃って心が広すぎて。

千秋楽、薬をもらった直後にテルちゃんと目が合ってしまった時にはもう。

鏡前でも隣の席で、とっても仲良くさせてもらいました、本当にありがとうハート

 

書き始めたらキリがないし、すでに長いことは自覚してるので。

 

ずっと背中で見せ続けてくれていた班長も。

何度も目を合わせて、引っ張り上げてくれた副班長も。

やっぱり、この2人はかっこいいんです。

 

ここぞって時に強い言葉で叱咤してくれる美樹さんも。

ずっと笑顔で、近くで支えてくれているトシ子さんも。

はっと空気を変えて、力強さをつれてきてくれる郁代さんも。

少ししか年が違わないのに、とっても心強くて。

 

誰よりもしんどい使命を、文字通り命懸けでこなしながらも輝き続ける智恵子も。

可憐で、でも意志が強くて、誰よりみんな思いなやっちゃんも。

平和な気持ちをつれてきてくれるお花みたいな夏江も。

こっちまで頑張ろうってそんな気にさせてくれる美恵子も。

 

年齢真ん中。

先輩らしくもなく、後輩らしくもなく、中間管理職としてみんなといられた節子としては、みんなみんな大好きでした雪の結晶

 

 

 

 

最後に。

今年もこうして、この作品が無事に上演できたことは決して当たり前ではないこと。

今噛み締めている幸せが、決してどこにでも転がっているものではないこと。

 

きっと見ていてくれていたであろう乙女たちに。

一時その時間をお借りした私たちの使命は「伝え続けていくこと」だと信じて。

 

これから先も、この作品を共に愛してくださるであろう方々と今年こうして出会えたことが、本当に嬉しかったです。

どうか今後も、『氷雪の門〜昭和20年、乙女たちが決めたこと〜』をどこか片隅に留め置いてくださいねおすましスワン

 

 

 

改めて、本公演に関わりました全ての関係者の皆様。

そして、ご来場くださった皆様。

たくさんの応援の言葉をくださった皆様。

 

せっちゃん。

 

本当に、本当にありがとうございましたハート

 

また会える日まで。

 

 

桜庭節子役 阿部雪音

 

 

 

 

 

 

 

 

【配信情報キラキラ

長々と読んでいただいて、ぐっちゃぐちゃ(自覚はある)の文を無理やり綺麗に閉めたところではありますが、まだまだ2023年の氷雪の門は『配信』にて、お楽しみいただけますカメラ

 

配信期間も残りわずか・・・

 

ぜひお見逃しのないように。

そして、おすすめ忘れのないようにくちびる

 

最後の最後まで、どうぞよろしくお願いいたしますおすましペガサス

 

 

セキセイインコ黄配信チケット

4000円 (別途システム使用料160円)

 

[配信期間]

2023年8月28日(月)10:00〜2023年9月4日(月)23:59

 

 

[チケットご購入方法]

クローバーツイキャスプレミア配信URL

 

*ツイキャス会員登録(無料)のうえ、上記URLよりご購入ください。

*配信期間中はご購入・ご視聴共に可能です。

*ご購入の際、メッセージ欄に「阿部雪音扱い」とご記入いただけますと嬉しいです。

 

 

 

 

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【今後の阿部情報乙女のトキメキ

 

2023.11/23〜11/26

舞台出演ランニング

 

2024.6/27〜6/30

舞台出演ランニング

 

付けまつげどちらも、氷雪の門の当日パンフレットを参照すると、ちょっっとだけ詳細がわかります付けまつげ