こんばんは
少し遅くなりました、終演報告です
『8分前の太陽、1秒前の月』
まずは、ご観劇・ご視聴、そしてたくさんの応援、ありがとうございます。
頂いた感想一つ一つ読むたびに、「素敵な作品に関わらせていただいたな」と実感する毎日です。
約2年ぶりの田島さん作品。
約2年ぶりの、A-Garage。
東京で活動を始めて、まだ間もなかった当時の戸惑いとか、右往左往感を思い出してみたり。
まだまだ3年目とはいえ、充実した時間を過ごしてきたからこそ、今回のような関わり方ができたのかな、なんて少しばかりここ数年を振り返ってみたりも。
なんだか感慨深くなった今回の作品。
いつぞやのツイートの穴埋めをしながら、振り返ろうと思います
#8分1秒前
— 阿部雪音 (@yukinote_a) October 10, 2022
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・今回の私の相棒は、またもや◯◯◯と◯◯◯◯◯と初の◯◯◯です。
・◯◯するし◯◯が変わるし、◯◯◯役やることがあるとは…。
・個性抜群のキャラクターたちですが、◯◯◯◯な過去を持っていたり、◯◯◯だったりそもそも◯だったりします。 pic.twitter.com/PEglP9K0jO
・今回の私の相棒は、またもや「ライト」と「ぬいぐるみ」と初の「アロハ」です。
「ライト」
先月に続いて・・・と言うやつです。
まさか連続で、暗転と共に消さなければならない、つかないとドキドキする「灯」が相棒になるとは。
そろそろ光使いです。
「ぬいぐるみ」
実は板の上でぬいぐるみと一対一なの、初めてではないのですが。
毎公演、3人のソラにめった打ちされ、日に日に歪んで、鼻もとれてしまったワンコ。
影の立役者です。
「アロハ」
お貸しいただきました、今回の衣装。
奥さんに移り変わる時、とってもキーになってくれました。
普段こんな服着ないけれど、ちょっとハマった。
マスターとの色の対比も、結果的に綺麗だったのかな・・・
・「ゲロ」するし「言語」が変わるし、「奥さん」役やることがあるとは…。
「ゲロ」
このトピックスもどうなんだって感じですが。
一番びっくりなのは、いとも簡単にこのシーンを乗り越えた私がいたことです。
ほんと、怖いものなくなってきたなというか、なんというか。
「言語」
日本語ですら表現するの難しいのに。
そして、ほぼアドリブみたいなあの言語、日によって多めな母音が偏ってたりする・・・。
ラジオから流れる音声も、録音させていただきました
「奥さん」
ここまで、思い人が存在しても死に別れたり、気づいたらいなくなってたり、騙されてみたりなお役ばかりだったのですが、いろいろ飛び越えて「妻」ですって
今回も今回ですが。
・個性抜群のキャラクターたちですが、「ヤンキー」な過去を持っていたり、「模倣犯」だったりそもそも「犬」だったりします。
彼らについては言わずもがな。
見ていただけた方には分かっていただけるかと。
彼らとワイワイ生きられたこと、本当に楽しかったけれど、不思議だったのはなんの違和感もなく共存してたことなんだよな。
続いて、今回のお役『ソラちゃん』について。
こちら、千秋楽直前に脳内アップ中の阿部。
稽古途中のシーン追加もあって、今回のお役は結果的に3人の「ソラ」と対話して出来上がりました。
その1、地球侵略にきた、宇宙人としてのソラ。
その2、マスターこと山内神月の妻、としてのソラ。
その3、SOLARこと、脳に病気を抱えた自殺志願者。
と言うのも。
追加シーンによって、「彼女が奥さんだった」ことが明確化したのです。
事前に田島さんから、可能性があることは聞いてましたが。
だからこそ、このシーンは誰なのか、どの意識なのか。
最終的にその3の子は別人になってしまったけれど、どこまで生かしてあげられるだろうか。
どっちにも見えた方がいいのか、明確に誰と分かった方がいいのか。
散りばめられたヒントを探して、どの「ソラ」が反応しているのか見極めて。
たくさん考察しました。
きっと『宇宙人ソラ』は、ボッチで放り出された訳ではなく、選ばれて偵察を任されるタイプなんだろうな・・・とか。
オープニングシーン、本当は『宇宙人ソラ』も『妻としてのソラ』もいないはず。
今となっては、の勝手な感覚ですが。
『宇宙人としてのソラ』は、初めてのものに触れて嫌々している赤ちゃんのような存在で。
脳裏をよぎった負の感情に苛まれることなくそばにいる選択をした『妻としてのソラ』の母みたいな感情に触れて、少しばかり大きくなったのかな、なんて。
結果的に、とっても包容力強めなソラちゃんに、全ソラが懐柔されたような気がしないでもない・・・。
離れ難い安心感みたいなものを感じてます。
だからこそ、「近いうち死ぬんか?」ってくらいに、ソラちゃんにご好評頂いていて泣きそうです。
包容力強めのソラちゃんは、私に勇気と、ちょっぴりの自信をプレゼントしてくれました。
その勇気と自信を盾に、今回だけ書かせてください。
もっと私の演じる素敵なお役たち、観てほしい。
毎度、たくさんお話しして、疑問という疑問全てぶつけて、いつもその子のことばかり考えて。
千秋楽が終わった途端、ふっと目の前からいなくなってしまって。
勝手に恋して、勝手に失恋してます。
振り返りブログは、たいてい失恋傷心状態で書いてます。
それでも、その時間が作品に響いて、誰かに届いてると思えるから次に進めているのだと思います。
「同志」として、いつもそばで見ててくれてるようなあったかい気持ちになれるんだと思います。
届いてるよ、受け取ったよ、って教えてくださる皆さん、本当にありがとうございます。
でも、同時にいつも悔しい。
こんなに大好きな子たちを、その子たちが生きる世界を、もっと知ってほしい。
今作のバズりっ娘倶楽部のように、私はまだまだ無名の、ただただお役を愛すことしかできないお芝居をする人です。
寄生された器みたいに、感情も欲もあんまりないのかもしれません。
でも、せめて、『妻としてのソラ』みたいに、いい影響を与えられたらな。
それを受け取ってくださる方が、もっともっといっぱいになったら嬉しいな。
欲、でしかありません。
兎にも角にも、今作の配信は
〜ZAIKO LIVE〜
カメラ4台での撮影
7日間のアーカイブ視聴可能(B班 〜10/27 23:59)
チケット2700円
明日10/27 12:00 ご購入締め切り
〜ツイキャスプレミア配信〜
固定カメラ1台での撮影
7日間のアーカイブ視聴可能(B班 〜10/30 23:59)
チケット2700円
合わせて、今月30日までお楽しみいただけます
今回のこの座組だったからこそ。
今のこの私だったからこそ。
今、受け取ってくださるあなただからこそ。
ご覧いただきたい作品です。
まだ間に合います、お見逃しなく。
初の「ヒロイン」という立場。
びっくりするほど、楽しく、いい意味で緊張せず、怖いもの無しのびのびとやらせて頂きました。
こんな素敵なお役に出逢わせてくださった田島さん。
こんなに素敵な役に育ててくださった座組の皆さん。
一味違うソラちゃんでさらに刺激を与えてくださった、櫻井さん・飯塚さんはじめ、逆班の皆さん。
劇場に足を運んでくださった皆様。
配信で受け取ってくださった皆様。
物販、その他様々な形で応援してくださった皆様。
関わった全ての皆様に、感謝申し上げます。
ありがとうございました。
「ソラちゃん」が、少しでも皆様の心を包んでいてくれたなら嬉しいです。
そして。
今後とも、「阿部雪音」をよろしくお願いいたします
では。