『自分を知って望む未来をつくる』
占い師のあさいゆきのです。
自分=モブキャラ
変化=怖いもの
未来=暗いもの
そう思っていた私が
ある日出会った
タロットカードとオラクルカード。
彼らが教えてくれたのは、
自分を知って変化することで
望む未来をつくりだすことでした。
いつもワクワクしたり
楽しいことを探している
好奇心にあふれた人なんだろうな~と
想像しています。
面白そうと思ったことは
一通り試してみるような
多趣味なイメージもあります。
他のキングに比べて
全体的にグレーがかっているんです。
本人はおしゃれなのですが
玉座と背景が灰色で
なんか地味。
似たポーズのペンタクルのキングは
背景がイエローなので
並んでいると明暗がよりはっきりします。
なんでこんなに地味…?
ということで考えてみました。
結論から言うと
『何にでもなれる人』
という意味が隠れているのかな
と思います。
グレーという色は
ホワイトとブラックのどちらの要素も
持っている色です。
悪く表現すれば
どっちつかずですが
裏を返せば
どちらにでも変化できる
順応性を持っている色です。
ここで一旦
カップのスートを
並べて見てみましょう↓
カップのエースは
カップから水が湧きあがる様子が
描かれています。
水=感情
なので
湧きあがる感情からはじまる
ことを意味しています。
カップは
ワクワクとかトキメキとかをベースに
進んでいくのです。
その後
人と出会い
楽しみを分かち合い
後悔することも経験しながら
自分には色んな可能性があり
求める未来を手にできるヴィジョンや
心の充実を得ていきます。
(余談ですが…
カップの5で後悔して
カップの6で懐かしさに浸っているのは
色んな人との出会いを楽しんでいて
すっかり忘れかけていた自分の本来の夢を
思い出すプロセスなのかなと思います)
区切りであるカップの10は
理想を共有できる人たちと
一緒に未来を思い描く姿が描かれています。
そこから更に
人生の楽しさを追求するペイジ
好きに自ら向かうナイト
好きを受けいれるクイーンへと
カードは続いていきます。
そしてキングは
感情に関わる全てを
まるっと受け入れる器の広さを
もっています。
海の上にある玉座は
広い感情を制している状態
と言えます。
(よく見るととんでもない場所にあるな…)
ここで
グレーという順応性のある色に
話を戻します。
カップの属性である「水」は
その姿を環境にあわせて
変化させる性質を持っています。
水という液体から
水蒸気という気体になることも
氷という個体になることもできます。
温度によって
その姿を柔軟に変えていくのです。
カップのキングは
水の属性を最大限に
体現している人物です。
自分という人間を
一つの役割で固定するのではなく
何にでもなれる人間だと
理解しているのだと思います。
また、
体や視線を右側に
向けていますが
右側は未来を表す
という考え方があるので
まだ見ぬ未来の可能性へ
ワクワクしているのかなと
思うのです。
(よく見るとちょっと踏み出しそう)
カップのキングは
現状に落ち着くのではなく
常に楽しいことや新しいこと
変化することを
楽しんでいそうだなと思います。
キングになったから終わり
ではなくて
キングになったけれど
新しい仕事をはじめたり
趣味を充実させたり
いろんな仮面をもっているかもしれません。
そんな
人生を楽しみつくそうとする
キングだからこそ
みんなが慕って
ついてくるのかもしれないですね。
ということで
今回はカップのキングの考察を
お届けしました。
タロットの解釈は
見るポイントでさまざまに
変わります。
あなたもぜひ
ご自身の感じるポイントで
カードの物語をイメージしてみてくださいね。









