今回は、5/17(土)17:00 大阪市・錦秀会住吉区民センターで行われる
・スペシャル六人タッグマッチ テクニコ対ルード 大阪大戦! 〜正義の心得、悪の矜持〜
ツバサ&高鹿佑也&須見和馬 vs HUB&岡谷英樹&イルシオンwithMJポー
の一戦について触れてみたいと思います。
お付き合いください。
この試合は、DDTの若い選手4人がベテランの域に達そうかというツバサ、HUBという双方大阪在住の選手と組んで戦う6人タッグです。
DDTのメンバーはすでにいい者と悪者で簡単に分けられていますが…。
ツバサさんとHUBはどっちも悪かった時もあったけど、今は2人ともいい者だし、でもあえて分けるとすればツバサさんがテクニコでHUBはルードかなぁ…。
というような、ワタクシの非常にざっくりとした分け方で決められたチームです。
ツバサさんは自分の1個下で今年30周年を迎えました。
コンディションを変わらずキープし、本場仕込みのルチャを日本で1番体現し続けている選手、と言えるかもしれません。
ツバサさんとは、自分がみちのくを辞めてすぐの1999年のCMLLジャパンツアーからですかね?
自分からすると、あの頃と何も変わらず今も若々しいままなんですけどね。
高鹿と須見はベビー側としてツバサさんとトリオを組んでもらいました。
なんと言うか、2人は若い衆の中でベビーフェイスを1番やり切れる人間、というか、演じ切れる人間、な気がします。
そういう風な気質が彼らの中にあるんでしょう。
高鹿はDGCを優勝、その後の無差別挑戦は一歩届きませんでしたが、若い人間の中で一歩抜け出しかけている状態で、さぁこれから!というタイミングだと思います。
ルチャにもジャベという複合関節技がありますし、自分の戦い方で輪の中に入っていってもらいたいですね。
須見は、前からメキシコ遠征を希望している事もあり、ツバサさんとのタッグからは得るものがあるんじゃないかと思っています。
ツバサさんと須見の編隊飛行とか、是非見てみたいですね!
この試合の主役は須見、なのかもしれません。
エッチャレ!
方やヒールチーム。
HUBはかつて別な名前で岸和田愚連隊にも所属していましたし、自分が抜けた後の大阪でのマスクマンもヒールユニットだったと思います。
みちのくプロレスの1番厳しい時代を練習生として生き残り、さっき話に少し出たCMLLジャパンツアーの金沢大会のメインでデビュー。
自分は今でもデメと呼ぶんですが、そんなHUBも46歳ですか!
自分の中ではまだ19歳のままなんですけどね。
そんなHUBがグレてから日も浅い岡谷とイルシオンにどんな背中を見せてくれるのか?
岡谷とイルシオンは、T.Aに身を投じてからまだそんなに経っていないので、これから確立して行く時期なのだと思います。
とはいえ、岡谷はその不気味な戦い方でインパクトを残し、KING OFでベスト4に残り。
イルシオンも時に中指を立て、時に佐々木にいじられながら、ルードとしてのポジションを構成中。
そんな2人は、上野とTAKESHITAという今のDDTのトップ2人が大きな影響を受けたHUBというレスラーの背中から、何かを感じてほしいと思っています。
そんなこんななスペシャル6人タッグマッチ。
自分はとても楽しみです。
皆さんにとってもそうだったら嬉しいなぁ。
5/17(土)大阪市錦秀会住吉区民センター大会は、いよいよ明日!
明日!?
そう、明日なんです!