今回は、5/17(土)17:00 大阪市・錦秀会住吉区民センターで行われる
・スペシャルシングルマッチ 〜DDTの頂点を突き破れ!大阪から世界へ、戦慄のリア充の挑戦!〜
クリス・ブルックス vs 木下亨平
の一戦について触れてみたいと思います。
お付き合いください。

クリスの初来日は2019年なので、もう6年ですか。
来日当初は自分は「ブルックス」と呼んでいた記憶がありますが、一瞬で「クリス」に変わったような気がします。
日本にずっと住んで日本語もペラペラですので、来日とか外国人選手とかいう認識はDDTのメンバーの中にもほぼ無く、普通に所属の日本人レスラーと同じ感覚だと思います。
須見より日本語上手いし。
一昨年の両国で火野裕士を倒して初めてKO-D無差別を戴冠。
去年11月のひがしん大会で、あの青木真也からギブアップを奪って(!)2度目の無差別戴冠。
ここまで、佐々木、石川、高梨、高鹿と4度の防衛に成功しています。
もはや、押しも押されぬDDTのトップ選手と言っていいでしょう。
クリスの凄いところは、そんな選手としての活動と完全に並行して、グッズの開発&製作、定期的な大会・バカ外人をプロデュース&プロモートしている点です。
これは本当に凄いと思う。
ワタシなんか年に一回の主催大会だけでヒーヒー言ってるのに。
きっと、こうした活動を同時に行なうことに生きがいを感じるタイプの人間なんでしょうね。
そんなクリスの周りにたくさんの人が集まり、大会はいつもフルハウス。
マネをしようとして出来るものではありません。
今回は王者としてKING OF DDT 2025に参加。
そのトーナメントの真っ只中での自分の大会のシングルマッチになります。
相手は木下亨平。

亨平くんは、2023年の東成大会から自分の主催大会に出てもらっています。
もちろん元々存在は知っていましたが、TAKESHITAのプロレス教室の友達という認識がある程度でした。
出てもらったきっかけは、そこまで試合をしっかり見たことはなかったのですが、何となく他の人とは違った部分が見えた事ですかね。
向上心というか、野心というか。
そういう表現が正しいのかわかりませんが、何とかして食らいついて上に行ってやろう、のし上がってやろう、みたいな気持ちが汲み取ろうとしなくても勝手に伝わってきたというか。
ここ最近の大阪地区では、木下、悠斗、晴斗希、松房の4選手が飛び出してきている印象。
全員があの当時の大阪プロレスのプロレス教室出身という共通点があるんですかね。
松房くんは大阪プロレスに行ってチャンピオンになった。
悠斗くんは道頓堀のトップで、晴斗希くんと2人でノアにも参戦している。
そんな中、亨平くんだけ見ている場所が違う気がしていて。
昔からの友達のTAKESHITAの影響も、いつもつるんでいる入江からの変な影響も、もしかするとあったりするのかもしれませんが。
きっと今回も、あの柔軟すぎるブリッジから繰り出すブロックバスターホールドやジャーマンで、新鮮な驚きを我々に与えてくれることでしょう。

イギリスから日本に来て、DDTが好きでそのまま日本に住んで、これだけみんなに愛される存在になったクリスと。
ダブプロレスに所属し大阪に居を構えながら、虎視眈々と世界へ羽ばたく時を見据えている亨平くん。
そんな2人の、今大会唯一のシングルマッチ。
きっと、お客さんみんなに何かを残すような、そんな試合になるんじゃないか…と期待しています。
自分はとても楽しみです。
皆さんにとってもそうだったら嬉しいなぁ。
5/17(土)大阪市錦秀会住吉区民センター大会まで、あと15日!
あと半月です!