今回は、5/17(土)17:00 大阪市・錦秀会住吉区民センターで行われるメインイベント、
・スペシャルタッグマッチ 〜咲くやこの花ドラマティック・ドリームズ vs 超人師弟・レスリングマスターズ〜
KONOSUKE TAKESHITA&上野勇希 vs 佐々木大輔&ディック東郷
について触れてみたいと思います。
長くなると思います。
お付き合いください。
まずは。
TAKESHITAが3団体所属の無茶苦茶忙しい身であるにも関わらず。
そしてレスリングどんたく新日本プロレス福岡大会から帰国して、わずか2週間後であるに関わらず。
自分の大会に来日してくれることに感謝します。
ありがとう。
棚橋選手やオスプレイとの対戦を経て、業界的な注目度もさらに増しているタイミングかと思います。
去年、自分の30周年大会で鈴木みのる選手とのシングルマッチを組ませてもらい、とんでもない試合を見せてくれたのは記憶に新しいところです。
今回はシングルではなくタッグマッチ。
実際のところ、TAKESHITAが来日できた場合は、今回はタッグマッチで行こう。
と早い段階で決めていました。
20個くらいカードの候補があったんですが…。
一番しっくり来るカードがこれだったと言うか。
ファンの皆さんが一番見たいのはこれだろうなという確信があったと言うか。
自分が見たいと思う部分で、このカードがずば抜けていたと言うか。
そんな感じで、TAKESHITAが来日可能!となった時点で、すでにほぼほぼメインのカードは揺るぎないものになっていました。
パートナーは、DDTの実質的なトップ選手と言っていい、上野勇希。
過去、同じThe37KAMINAとしても、キャリアの少し離れた同級生としても、数限りなく組んだり戦ったりしてきた「咲くやこの花高校同級生タッグ」が、ワールドワイドにスケールを大幅にアップし再結成となります。
ここ最近のDDTでのTAKESHITAは、佐々木とKANON、秋山さんなどと組んでいますが、上野とのタッグは結構久し振りになります。
今のTAKESHITAと上野が組んだら、どんな感じになるんだろうか。
どんな感じに見えるんだろうか。
上野がDDTで積み重ねてきた1つ1つは、TAKESHITAにこそ絶対に負けたくないものなんだろうな。
上野にとってパートナーのTAKESHITAこそが最大の競争相手なんだろうな。
なんて想像したりもします。
対戦相手は、プロレス業界に唯一無二の超絶テクニシャン超人師弟コンビ・佐々木大輔&ディック東郷。
スーパークルー時代から脈々と続く師弟関係は、ついに6月のカリスマニアで一騎打ちが決定。
その直前のタイミングでのタッグ実現というのも、タイミングなのでしょう。
正直、技術・ダーティーさという部分においては、この師弟コンビの上に立つチームは自分は無いと思っています。
個々の実力も十分過ぎる両者が、タッグを組む事でさらに手が付けられなくなる予感。
TAKESHITA&上野という強力コンビに対抗できる、上回れるのは、この2人しかいない…のかもしれません。
個々の対戦で考えてみると。
TAKESHITAとディック東郷は、東郷さんが復帰したてのタイミングで対戦し、開戦の予感がありましたが、負傷と東郷さんの新日本プロレス参戦などで本格的な戦いには至らず。
恐らく今のTAKESHITAの参戦ペースでは、新日本プロレスでこの2人ががっちり戦う事はまず無いような気がします。
数年前のあの当時より何倍も存在感をアップさせたTAKESHITAと。
年齢による衰えを一切感じさせぬ体と、レスラーが憧れる技術を誇るレスリングマスターの対戦。
去年の三田さんのコラムのTAKESHITAの言葉で、こんな一節がありました。
「たぶん松井さんの中ではトップレスラーはずっとディック東郷と飯伏幸太なんですよ。
ようやく僕がそこに並びかけているというか、超える時が来た」
これを見た時は、
「ほー…!竹からはそういうふうに見えていたんだ…。へー、へー…」
と考えさせられたものでした。
もちろん、このコラムが今回のメインに直接繋がってる訳ではない、のですが…。
…。
うん、繋がっている訳ではないはず。
…たぶん。
上野とディック東郷は今回が初対決。
2018年5月の自分主催府立第二大会でシングルマッチを予定していたのですが、上野の足の負傷で実現しなかった経緯があります。
その時には吉村に代わりにシングルを戦ってもらいました。
去年の3月にはHUBの主催大会で上野&東郷組が実現。
タッグを組んだ経緯はありますが、対戦は今回が初めてとなります。
シングルが予定されていたのは、かれこれ7年も前。
上野がまだ僅かキャリア1年7ヶ月の時。
…ほほう、そうなんだ!!
キャリア1年7ヶ月の若造を、ワタシの主催大会で敬愛する東郷さんとシングルで当てたいと思わせる、そんな何かが当時の上野にはすでにあった、という事なんでしょうね。
全っっったく覚えていませんが。
それから7年の時を経てDDTの顔と言うに相応しい存在となった上野が、今のディック東郷とどんな戦いを見せてくれるのか。
想像するだけでゾクゾクします。
きっと、今回の初対決のために7年前は対戦が実現しなかったんだな!…と思えるような戦いになる事でしょう!
楽しみです!
TAKESHITAと佐々木の対戦も久々となります。
過去、竹下が主催した彼のデビュー10周年大阪西成大会ではシングルで対戦。
大会を主催していると分かるんですが、レスラーが自分の大会でメインで戦う相手というのは相当特別な人間、という事なんですよね。
思えば、竹下が初めて無差別を巻いた時の対戦相手も佐々木でした。
トリプル選手権でも戦いましたし、KING OF DDTや D王でも幾度となく激突。
最近では、ずっと戦う相手だった両者が握手を交わし、チームを結成してサウナと対戦した事も。
という事は、佐々木にとっては仲間だと思っていたTAKESHITAとの対戦、という事になるのかもしれませんが…。
それだけにどうなるのか、目が離せません。
もしかしたら佐々木にとってTAKESHITAは、どんなに大きい存在になったとしても高校でデビューしたあんちゃんのまま、なのかもしれませんが。
上野と佐々木は、過去も今現在もひたすら戦い続けている関係性です。
両者のシングルで自分がパッと思い浮かぶのは、2021年8月の富士通スタジアムで行われたUNIVERSAL選手権ですかね。
あの時は佐々木が上野を大流血させ、王者の座から引き摺り落としてみせました。
その他ももちろん、様々なシチュエーションでひたすら戦い続けてきた両者。
勝敗いかんでは、KING OF DDT2025でも当たる可能性があります。
ひたすら戦い続けてきた両者だからこそ。
特別なパートナーと組んで戦う今回の戦いだからこそ。
特に絶対に負けられないと思っていることは、想像に難くありません。
ずらずら内容があるようで無いようなことを書いてきてしまいました。
そんなこんなな、
・メインイベント スペシャルタッグマッチ 〜咲くやこの花ドラマティック・ドリームズ vs 超人師弟・レスリングマスターズ〜
KONOSUKE TAKESHITA&上野勇希 vs 佐々木大輔&ディック東郷
の一戦。
自分は、これはもう無茶苦茶楽しみです。
皆さんにとってもそうだったら嬉しいなぁ。
5/17(土)大阪市錦秀会住吉区民センター大会まで、あと19日です!