今回は、5/19(日)16:00 大阪市錦秀会住吉区民センター大会の、


・THEノンストップアクションバトル!〜ハイスピード三羽烏vsなにわプロレス三銃士〜
土井成樹&勝俣瞬馬&中村圭吾 vs 菊池悠斗&晴斗希&木下亨平

・Future is here!3WAYマッチ
夢虹 vs 須見和馬 vs イルシオン

の二試合について触れてみたいと思います。
お付き合いください。


まずは六人タッグ。
土井選手の事は土井ちゃんと呼びます。
ドラゴンゲートさんの時の2005年に、第一回びっくりプロレス岸和田大会でクーガーさんとシングルを戦ってもらっているんですよね。
時間は短かったものの、これがまたいい試合だったのをいまだに覚えています。
ドラゴンゲートさん所属時は、土井吉もそうですが、岸和田おやぶんと一緒のユニットにいた印象が強いです。
ブラッドジェネレーション、マッスルアウトローズ、でしたかね。
フリーになってDDTに出てくれるようになり、また一緒に仕事ができる事になって嬉しいです。
参戦当初は、とにかく動くスピードが抜群に速いことにただただ驚いたものでした。
いつまでも若々しく、あの思わず「早っ!」と裁きながら呟いてしまうほどのスピードを維持して、「俺やろー!」と元気に戦って欲しいと思います。

勝俣は特に改めて触れなくてもいいと思いますが。
DDTにとっては本当に貴重な人材、貴重なパーツだと思います。
平田さんと勝俣は似ていて、見ている人を幸せな気分にすることの出来るレスラーのDDTの2トップ、と言えると思うんですよね。
まぁ、たまに大流血などでお客さんをドン引きさせたりもしますけど。
The37KAMIINAの精神的支柱であり、その明るさにDDT自体が助けられたことも数多くあったと記憶しています。
逆に、勝俣が欠場していなかったこの一年ほどの間は、DDTに勝俣が足らなかった。
これは本当に思っています。
これからも、必要以上に明るく「かっつまた、がーんばれ!」と戦ってリング上を明るく照らして欲しいと思います。

中村は、自分が高校生の時に恐ろしかったレスリングの二つ上の先輩の教え子です。
巣内さんという方なんですが、応援団長もされていて、本当に恐ろしかったんです。
大阪プロレスに藤田峰雄選手が新人で入門してきた当時、顔が少し似ていたからという理由で自分が「巣内」とあだ名をつけていじっていたくらい、恐ろしかったんです。
ま、それは置いといて。
中村は盛岡工業高校で岩手では名門、自分の方は宮古高校で今は部(同好会)は消滅してしまいましたが。
そんな間柄です。
中村は高校時代厳しい練習を耐えてきただけあって、根性はありましたが…。
デビューまでも二年?ほどかかり、デビューしてからも怪我が多く、そのキャリアの半分くらいは欠場している期間という、不運な男です。
ですが、その人間性からたくさんの先輩に可愛がられ、後輩にも慕われ、長期欠場から見事に先月復帰。
復帰戦のMAOとの試合はタイトルマッチになりましたが、とてもいい試合だったし、その後も毎回好試合を続けています。
今回は土井勝俣という明るい2人とのトリオで、大阪の今を支える三選手と対戦します。
土井勝俣とはまた違ったピカリと光る明るさと、そのスピードと蹴り技で、インパクトを残して欲しいと思っています。

対するは、関西のプロレス界の未来を背負う三選手です。
道頓堀プロレスに籍を置く菊池悠斗選手&晴斗希選手は、いずれも今の道頓堀プロレスを代表する選手だと認識しています。
悠斗くんも晴斗希くんも、道頓堀プロレスのトップの証であるWDWのシングルとタッグを巻いたりしており、現在共に25歳。
悠斗くんは、「関西が生んでしまった超絶イケメンフェイス」と名乗っているとかいないとか。
最近見ないキャラクターなので、突き詰めていったら面白い存在になるんじゃないかと思います。
晴斗希くんは180センチの身長と、単身メキシコに渡ってルチャを習得しにいった度胸の持ち主。
2人ともここから中央のプロレス界にも聞こえてくるような活躍を見せてくれる存在だと思います。

木下亨平選手はダブプロレス所属で、彼も自団体の未来を背負う選手と認識しています。
亨平くんはつい先日までダブ世界ヘビーを巻いており、入江と共に世界に飛び出したりもしているようです。
とても人懐っこい性格で、大日本プロレスさんや666さんにも頻繁に呼ばれている26歳です。

三人に共通しているのは、大阪プロレスのプロレス教室に通っていたという事でしょうか。
全員が自分がいた時に在籍していた訳ではないかもですが、やっぱり縁は感じますね。
亨平くんなんか、当時竹下とタッグチーム・コウフィニティーを名乗って未来を誓い合った仲と聞いています。
悠斗くんも竹下と共にプロレス教室に通った仲。
そんな面々が関西のプロレスの今を背負う存在になっているというのは、あの頃の大阪プロレスがやっていた事は今確実に実を結んでいるんだな、とちょっとしみじみ思ったりしちゃいますかね。

そんなこんなな六人タッグマッチ。
ここはやはり、なにわプロレス三銃士に対して、今年24歳と年齢も近い中村が、どんな戦いを挑むのか。
DDTとしてどんな意地をぶつけて行ってくれるのか。
に注目してみたいと思います。
…あ、悠斗くんが悪者になっちゃったみたいです!
このカードは果たして成立するんでしょうか…?
そのあたりにも注目したいと思います!


そして、もう一試合。
夢虹vs須見vsイルシオンの3WAYマッチ。

瑠希也が首の負傷で欠場になり、カードが変更になりました。
欠場は残念ですが、じっくり完全に治しての復帰を待ちたいと思います。

夢虹のデビューは8歳(小学3年生)の時だったんですかね?
皆に可愛がられ、マスクマンを経て素顔になり、現在16歳の高1ですかね?
竹下も経験してきた道ではありますが、学業とプロレスの同時進行はきっと大変な道だと思います。
背もまだ伸びている気がしますので、ここからですかね。
頑張って欲しいと思います。

須見は21歳。
彼はバカです。
何度も、「お前は本当にバカだな」と本人に言ったことがあります。
でも、そのおバカな部分って、実はプロレスラーに必要なパーツだったりする…のかもしれません。
全く必要ないかもしれませんが。
デムースさんと約束したからメキシコに長期で行きたい、という希望を持っているようなので、それがもし実現したとしても、苦労を苦労と感じずに飄々と乗り切ってしまう気がします。
体はしっかり作っていますし、独特の技もありますので、これからが楽しみです。
バカですけどね。

イルシオンは21歳の大学生。
10代プロジェクトでデビューし、夢虹がマスクを脱いだ後もマスクを被り続ける道を選んだ男です。
元々独特な動きや技を得意としていたので、よくプロレスについて考えているイメージがありますね。
最近は体も見るからに大きくなったというか、筋肉量が増えました。
若いので、体はやればやるだけすぐ変わりますからね。
これからもさらに肉体改造を続けて行けば、試合の頻度もさらに増えていくんじゃないかと思います。


そんなこんなな、
・THEノンストップアクションバトル!
と、
・Future is here!
の2試合。
自分はとても楽しみです。
皆さんにとっても、そうだったら嬉しいなぁ。
5/19(日)大阪住吉大会まで、あと4日です!
…。
……。
よ、4日?
そ、そうですか…。