今回は、5/19(日)16:00 大阪市錦秀会住吉区民センター大会の、

・バラエティー班四天王によるいやはやとんでもないタッグマッチ
男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン vs 平田一喜&トランザム★ヒロシ

と、

・ACF&株式会社弘洋第一コンサルタンツプレゼンツ 異種格闘技戦
武士正 vs タノムサク鳥羽

の二つについて触れてみたいと思います。
お付き合いください。

バラエティー班の面々を揃えたタッグマッチ、もしくは六人タッグマッチは、これまでも頻繁に自分の大会でも、そうじゃない大会でも組ませていただいていました。
新鮮味はさほどないような気はしますが、それでもササダンゴマシンとトランザムはそう頻繁に参戦する選手ではないので、パッと見のなんだこれは感、ごちゃ混ぜ感はそれなりにあるのかな、と思っています。

男色さんは今更どうこう言う必要のない、DDTのアイコン。
先日は上野の無差別に挑戦し、感動的な空間を創り上げました。
先週のKING OF一回戦では、遠藤を相手に「これぞディーノ」な試合を展開し遠藤を苦しめました。
そしてわざわざ来場したデスペラード選手から招待状を受け取り、その部分でも注目を集めています。
これも今更言うまでもないのですが、要はただのイロモノではない、民意を無茶苦茶得ているとんでもないイロモノということなのだと思います。
これは、自分の憶測なのですが、これだけサウナを始め若い選手が中心になってファンがかなり入れ替わっても、この人はまだKO-D無差別への返り咲きを諦めていない。
そんな気がしまいます。
彼とキッスをした回数も、この18年の中で数え切れないですね。

平田さんは、正味の話とんでもない才能をお持ちの方なんだと思います。
よくぞDDTに来てくれた。
DDTでなかったら彼がここまでのびのびと戦い才能を振り撒くことは絶対に無かったと思います。
平田さんが去年高橋ヒロム選手と見せた物語はちゃんと若手通信の時から繋がっていて、もしかしたら今後もさらに繋がる可能性もある。
EXTREMEを巻いていた時は、毎回毎回訳の分からないルールを考えて、毎回ファンの期待・想像力を越えていた。
今は少し充電の時期なのかもしれませんが、その時が来たらまた訳の分からない事を見せてくれると思いますし、時期が来なくてもいきなり無茶振りされて何かをせざるを得ない状況が意外と早く来るかもしれません。
うふふふ。

ササダンゴマシンさんらはいわゆる天才です。
まぁ、それを言ったらこの4人は多かれ少なかれみんな天才なんですけど。
社長として忙しい日々を過ごしていると思いますので、プロレスがそれを忘れられる息抜き…なのかもしれません。
ひらがなまっするも無くなってしばらく経つので、最近は何かしら才能を発散する場を求めているような気がします。
本当は自分の大会でもスクリーンを用意して煽りパワポを披露していただこうかとも思ったんですが…。
恐らくそれだけで試合以外で10〜15分かかるよな、今回全12試合だよな、経費もかかり過ぎているしここからさらに増えるのは避けたい、さらに煽りパワポを入れると絶対に東京から来てくれたお客さんが最終の新幹線で帰れなくなる、うん止めよう。
と、2分考えて結論が出たのでスクリーンは用意していません。
それでもきっと坂井くんなら何かしらこちらの予想もつかないような事をやってくれるんだろうな…と思っています。
…。
あ、坂井くんって言っちゃった。

トランザムは、なぜか毎回自分の大会に出てくれています。
なんでだろう…?
前までは終わりに歌を歌ってもらうというミッションありきの参戦だった気がしますが…。
自分が歌って欲しかった歌はもうとっくにネタは尽きていて、もはや今子供が好きな歌などでしぼりだしている状態です。
なんで毎回来てくれてるんだろう?
…ま、いっか。
今のトランザムは、私が知っていた頃の面影はなく、アメリカンから体型がガラリと変わってヨガマスターになり、さらに今別なものになったりしているのでしょうか…?
思えば、入門テストでプリキュアを披露した時から才能はあふていました。
今回もきっと訳のわからない事をしてくれる事でしょう。

今回は、男色さんとササダンゴマシンがタッグを組んであの頃のDDTのそっち方面を支え続けたズとして登場。
平田さんとトランザムがヨガダンサーズを結成します。
きっと、私が怒り出すくらいに訳のわからない試合を見せてくれるものと思います。
…。
ホントに激怒するかもですが。


全12試合の中で、一際異彩を放っているのが、この武士正vsタノムサク鳥羽の一戦だと思います。
自分も、つい一年前まででは、武士正さんの試合を自分の大会で組むことになろうとは、思いもしませんでした。

武士正さんと出会ったのは、2003年か2004年のことだと思います。
当時はおもちゃ屋さんをされていて、自分が一方的に懐いて仲良くなりました。
まさかあの年齢でここまで格闘技にのめり込むとは、あの当時は予想だにしませんでしたね。
KOされたり足を折ったりしても不屈の精神で復活してくる根性はすごいと思います。
今回も、そのファイティングスピリットを存分に見せてくれることでしょう。
MMAを凌ぎ切って自身が要求したタイヤBOXINGルールに持ち込めるか?

鳥羽くんは、もちろん自分がDDTに入った時からの付き合いです。
あの当時から、ずっと変わらずグローブをはめたキックボクシングスタイルでプロレスラーと対峙し続けています。
これって、実は結構凄いことだと思うんですよね。
今回の武士正さんの相手は何人か候補がいたのですが、一番しっくりくるのがタノムサク鳥羽で、自分との付き合いも一番長かったので、無理を言ってこの戦いに入ってもらいました。
タイヤ BOXINGルールに持ち込ませず、MMAルールで短時間のKO勝ちを狙ってくることでしょう!

という訳で、これまで一貫して自分がお見せしたいプロレスしか組んでこなかった松井主催大会に、突如出現した異種格闘技戦。
両者の主張を入れ、1RをMMAルール、2RをタイヤBOXINGルールで行います。
お客さんは、ポカーンとなるのか?
熱狂の渦を巻き起こすのか?
そのあたりにも注目です!

そんなこんなな、鬼才4人が揃うタッグマッチと、異色しか放っていない異種格闘技戦。
自分はすごく楽しみです。
皆さんにとっても、そうだったら嬉しいなぁ。
5/19(日)大阪住吉大会まで、あと8日です!
よ、8日…!?