今回は、5/19(日)16:00 大阪市錦秀会住吉区民センター大会の、

・スペシャル六人タッグマッチ 〜全員超人!〜
HARASHIMA&火野裕士&クリス・ブルックス vs 石川修司&入江茂弘&納谷幸男

について触れてみたいと思います。
お付き合いください。
試合数的にまだまだ折り返しにも来ていません…!

自分の大会で、何度かヘビー級の人たちを集めた試合を組ませてもらっていました。
「クラッシュ・ザ・スーパーヘビー」と銘打ってやらせてもらいました。
2〜3回くらいやったんですかね?
まぁ、バンバンビガロさんとかがいた頃の新日本さんのシリーズ名のパクリだったんですが。
今回はその延長線上というか、進化系というか、そんな試合です。
一昔前はDDTはヘビー級がいないとよく言われていたものですが、気付いたら大きい人達の宝庫になっていました。
DDTレギュラーではこの試合に入っている3人の他にも秋山さん、樋口、飯野、KANON、MJ、高木さん、大鷲くん、欠場中ですが吉村、バラエティー班ですがディーノ、ササダンゴ、2団体所属ですが竹下と、大きい人がかなーりたくさんいます。
その中で、今回はDDTのこの3人に火野くん、修司さん、入江を加えた六人タッグを組ませていただきました。

HARASHIMAくんは先日の上野との無差別戦を見ても分かるように、いつ何時タイトルマッチが決まってもすぐ行けるくらいのコンディションをいつも整えています。
2006年に自分がDDT来た時に大鷲透から無差別を奪取した時から、飯伏・ケニー・竹下との両国を初めとするビッグマッチのメインでの激闘、そして今を象徴する上野との先日の戦い。
「DDTを支え続けて来た不動のエース」というキャッチフレーズ、まさにそのものだと思います。
爽やかな笑顔とえげつない攻撃のコントラストで、今日も「よし!」と対戦相手を粉砕。
厳密にいえばヘビーの体重ではないのかもしれませんが、心の広さと攻撃力はスーパーヘビーだと思います。
まあ、超人ですね。

クリスも、一見細く見えますが…。
物凄く体の芯が太く、力の強さも対戦相手が舌を巻くほど。
何より身長が明らかに図抜けて高く、逆にサバを読んでいるのではないかという噂がとても信憑性が高い。
明らかなヘビー級戦士です。
日本のプロレスを日本人より愛し、帰国しないことをもはや誰も不思議に思わず、DDTの一員として今日も独自のスタイルを貫いて戦っている。
かと思えば、1ヶ月半に一度のバカ外人では毎回ソールドアウトのお客さんを集め、クリエイティブな一面を全開にしてその才能を発揮しています。
夏の両国で火野裕士を倒して無差別を初めて巻いた試合は、本当に感動的でした。
あの火野裕士を真っ向からぶち破る攻撃力も合わせ持っている。
この人も超人ですよね。

火野裕士はKO-D無差別を2度巻いている猛者です。
初めて無差別を巻いたのは10年以上前の事。
当時は飯伏が行かざるを得なかったと言うか、飯伏しか勝てる人間がいなかった、そんな状況だったと記憶しています。
去年の戴冠時は、クリスを持ってしてもギリギリの勝利でした。
日本人のヘビー級を見渡してみても、体の厚み、力の強さ、攻撃力と群を抜いていると思います。
まぁ、いわゆるバケモノですね。
ここ3年くらいで主に地方大会でお酒の席が一緒になることが多く、仲が良くなりました。
絶対にブレることのないプロレスに対する信念を持ったプロレスラー。
今回も彼特有の豪快なプロレスが、とんでもない破壊力の逆水平チョップが、対戦相手に炸裂する事でしょう。
明らかな超人です。

対戦相手は…。
石川修司さんが周年後楽園、KING OFに続き自分の大会に出てくれます。
ユニオン所属時からDDT内別団体としてずっと一緒にやって来ました。
彼も何度もKO-D無差別を巻いている人間です。
ワタシが悪かった時、同じユニットにいたこともあったような無かったような…。
全日本さんに行ってからは三冠も取りましたし、活躍を聞くと嬉しかったものです。
今回フリーになり、DDTにちょくちょく出てもらえるのはとても嬉しいです。
彼の攻撃力も、火野くんと同じようにとんでもないものがあります。
「べい!」という雄叫びから繰り出される左のエルボー、破壊力抜群の膝、人を人とも思わない頭突き。
この人も当然超人です。

入江は、改めて説明するまでもありませんが、ずっと一緒にやって来た後輩です。
大阪プロレスのプロレス教室からなので、出会ってからは22、3年になるんですかね?
こいつもKO-D無差別を何度も巻いていて、確か防衛記録も持っていたような気がします。
ワタシの大会が決まると、海外に行っていたとしてもそれに合わせて日本にいるようにしてくれる可愛いやつです。
こいつも体重的にはヘビーか微妙なところかもしれませんが、真っ向からタチムカウという奴の信条、熱い気持ち、そして重いエルボーは明らかにスーパーヘビーと言えると思います。
これだけ大きな人間が揃っていても、やつなら真っ向勝負で風穴を空けてくれることでしょう。
こいつもやっぱり超人です。

最後になりましたが、納谷。
キャリアは六人の中で一番短いんですかね。
DDTにやって来た時は、背が高いだけで体もなよっとしてて、数年後今のポジションまで来るなんて一切想像もできませんでした。
秋山さん、そして何より火野裕士との出会いが大きかったんだと思います。
今は試合にも自信が漲り、実に堂々とした戦いぶりを見せています。
去年のD王では樋口を破り優勝、KO-D無差別まであと一歩と迫りました。
今が最も伸び盛りなのは間違いないのですが…。
彼はまだ超人になりきれていない人間かと。
超人になろうとしている背の高いジェロニモ、みたいな存在なのではないかと思っています。
彼が誰から見ても超人だと思われるようになるのは、やっぱりKO-D無差別の戴冠が1番の近道なんだろうな、と思います。
今度のKING OF DDT、そしてこの試合がそれに向けた第一歩になってくれたら嬉しいです。
目指せ超人。

組み合わせもちょっと正直悩みました。
が、
・HARASHIMAと入江は当てたい
・火野と納谷も当てたい
・クリスと入江も当てたい
・修司とHARASHIMAも当てたい
・HARASHIMAと火野は組ませたい
あたりをトータルしてこの組み合わせになりました。
誰と誰がどう戦っても、きっとすごい攻防を見せてくれるものと確信しています。
特にHARASHIMAと入江のあの頃の戦いを彷彿させるようなぶつかり合い。
そして、恩師火野に対して今の自分を納谷がどうぶつけていくのか。
期待したいと思います。
そんなこんなな、全員超人!なスペシャル六人タッグマッチ。
自分はとても楽しみです。
皆さんにとっても、そうだったら嬉しいなぁ。
5/19(日)大阪住吉大会まで、あと19日です!
…。
…19日!?
20日切っちゃったよ!!