今回は、10/17阿倍野の試合の中で、

・スペシャルタッグマッチ〜南大阪大戦争!和泉対岸和田〜
秋山準&岡田佑介 vs マグニチュード岸和田&因幡のバッファロー

について触れてみたいと思います。
元々は、一年前の東成大会で行われた、秋山&岸和田vs彰人&勝俣の一戦から端を発しています。
「大阪で一番強い男たち」というチーム名を付けさせてもらった秋山&岸和田組ですが、案の定試合後は仲間割れ→乱闘に発展。
正直予想出来た事ではありましたが。
だんじりでも何でもそうですが、岸和田と和泉が仲がいい訳はないんですよね。
知らないですけど。
別に、元いた団体の当時の社長とおやぶんの事ではありませんよ。
一年に一回の主催興行ですが、繋げられるものは繋げたらええんや!という事で(どういう事?)、喧嘩の続きをやってもらう事になりました。

秋山さんにとっては、岸和田おやぶんとのいざこざなんか、本当に全く気にも止めていないと思います。
ただ、年齢もキャリアも近いおやぶんの事は、恐らくですがどこかで意識はあったんじゃないかな、と思っています。
勝手にタイトルに、「南大阪大戦争!和泉対岸和田」と付けさせてもらいました。
秋山さんにとっては和泉を背負って立つつもりもないかもしれませんが。
ごめんなさい。
秋山さんは、つい先日までKO-D無差別を巻いていた現在進行形のレスラーという自負があると思います。
情報収集能力も驚かされるものがあります。
バッファローにツイッターで絡まれた際、
「そんな事はどうでもいいんだ、俺に(向かって)来い」
とピシャッと言っていたのは、懐の深さを感じてオオッ!と思ってしまいました。

岡田くんの所には当初は大石さんが入る予定でした。
白石のコンビニの列のすぐ前に並んでいた大石くんにカードの案を伝え、その直後に腰を折り、「うっそーん」と思ったのは強烈に覚えています。
結果秋山さんのパートナーには岡田くんに入ってもらう形になり、結果大阪色が結果物凄く濃くなったのは、結果良かったのではないかと思っています。
いてこますに代表される、(秋山さんいわく)下品な関西弁全開で、岸和田とバッファローに向かって行って欲しいと思います。
きっと、ガッチリムカついた二人にひどい目にあう事でしょう。
でも、ひどい目にあって、そこからですよね。
この試合の鍵を握るのは、岡田くんだと思っています。

岸和田おやぶんのパートナーを考えた時頭に浮かんだのは、やはりオリエンタルプロレスから岸和田愚連隊まで苦楽を共にした彼しかいませんでした。
今は因幡のバッファローとしての活動しかしていないらしいのですが、カード案を伝えた途端スイッチが入った様子。
因幡のバッファローという白いコスチュームにマスクの選手がどんな試合をしているのか詳しくは知らないのですが。
きっと中身は岸和田愚連隊で暴れまくっていた頃の彼のままで来てくれるんじゃないかな…と思っています。
彼とも付き合いは長いです。
おやぶんと秋山さんの喧嘩…と見せておいて、おいしい獲物が目の前に来たら彼がどう動くのか、は予想が付きますね。
楽しみです。
ただ、ツイッターで秋山さんに絡むのはやめてくれ。

岸和田おやぶんは、本当に「ザ・プロレスラー」という生き方を貫いている人だと思います。
学年が一個上で5月生まれなので今年で50歳になったんですかね。
全くもって元気で、プライドが人一倍高く、そして必ずファンを満足させる試合をする。
絶対に自分を安売りせず、団体に媚びも売らず、求められればそれ以上のファイトを見せる。
本当に、28年の付き合いで一度も喧嘩したことのない、愛すべき先輩だと思っています。

自分もおやぶんもバファも一番の根っこが一緒ですので、最初に教えられたことも一緒。
「俺らはメジャーには引けをとっていない」
「大きなところに媚を売るな」
「そうは行かん!っちゅう所を見せろ」
これが根っこにはあるんですよね。
だから、彼らが何を考えているのかは大体わかるんです。
そんな彼らにとって、メジャー選手の代表のような存在が秋山準であることは、まず間違いない。
特にマグニチュード岸和田という選手にとっては。
ここしばらくは大きな舞台の試合の無い岸和田おやぶんとバッファローが、秋山準にどう獰猛に襲いかかっていくのか?
秋山準はそれをどう受け止めるのか?
岡田は秋山準の防波堤となれるのか?
自分は非常に楽しみです。
皆さんにとってもそうだったら嬉しいなぁ。
10/17阿倍野まで、あと19日です!