今日は、この試合について触れてみたいと思います。

・和泉岸和田連合!大阪で一番強い男達vsALL OUT!スペシャルタッグマッチ
秋山準&マグニチュード岸和田 vs 彰人&勝俣瞬馬

当初、秋山さんはDDTの試合をポイントポイントで出ていただける、という捉え方をしていたので、今回急遽出ていただけるという話になった時には、若干泡を食いました。
まあそりゃそうですよね。
あの秋山準ですからね。
秋山さんとはこれまで接点はほぼなかったんですが、昔から、ものすごく自身の試合に厳しく、自信もプライドもものすごく持っている人、そんなイメージを持っていました。
あくまでイメージですよイメージ。
二回目の両国でケニーと戦った丸藤選手が怪我をしてしまった事があり、その際のレフェリングに対してマスコミさんを通じてご指摘をいただいたこともありました。
真っ当な事だったんですけど、考えさせられましたね。
今回DDTにいらっしゃる事になって、どんなスタイルでどういう接し方をされるのだろう?と思っていたのですが、ある意味イメージ通り、イメージ以上、ある部分では全く的外れ、でした。
的外れだったのは、絶対に取っ付きにくい人間だと勝手に思っていたのが(失礼ですね…)、そんな事は無かった事。
イメージ以上だったのは、試合に対するプライド、その試合内容、の部分ですかね。
最近秋山さんの試合を映像で見る事が多いのですが、G1決勝の天山さん戦、府立第一の三沢さん戦、小橋さんとの三冠戦等、どれも唸らされるものばかりでした。
非常に失礼な言い方になるかもですが、まだまだ元気に動ける状態でDDTに来ていただいてありがとうございます。
竹下以下、本当に幸せな事だな、と思います。
生意気言ってすみません。

岸和田おやぶんとは、自分がこの業界に入ってからなのでもう27年の付き合いになりますかね。
最近はおやぶんと連絡を取り合うことも多くはなくなっていたのですが、以前は「もうあかんよ」と自身の体調面を嘆くこともありましたが、最近は「無茶苦茶コンディションいいよ」と絶好調の様子。
緊急事態宣言下で試合数も少なかった事も関係してるんですかね?
秋山さんが出ていただけるとなる前は、おやぶんには別なカードをイメージしていたのですが、出ていただけるとなって、じゃあどうしようとなった時に、「秋山さんって和泉だよな…」という事が頭をよぎりまして。
超元気な51歳と49歳でタッグを組んでもらいたいと思うようになりました。
秋山さんはおやぶんのことをあまり知らないと思いますが、おやぶんは自分と同じ出自でインディーの底辺から這い上がった人間です。
メジャー出身のレスラーの現役選手の代表格とも言える秋山さんに対して、対抗意識が無い訳はないんですよね。
初タッグの二人がどう機能していくのか、いかないのか、にも、注目してもらえればと思います。

対戦相手は、ALL OUTの彰人&勝俣。
彰人はサイバーファイト副社長に就任し、KING OF DDTでベスト4まで勝ち進むなど、絶好調。
また勝俣も、登坂さんやマスコミさんから大日本さんでの戦いを絶賛され、秋山さんとの戦いを通じて「準烈に欲しい、渡瀬とトレードしたい」と秋山さんに言わせるなど、こちらも絶好調。
相手がチームワークに不安が無いとは言い切れないだけに、攻略の手も無い訳ではない、という感じでしょうか?
岸和田おやぶんのプライド、矜持が、相手ではなく秋山さんに向いた場合は、あるいは…。

そんなこんなな、大阪で一番強い男達vsALL OUT。
自分は非常に楽しみです。
皆さんにとっても、そうだったら嬉しいなぁ。
東成大会まで、あと一ヶ月です!