あっっっ!と言う間もなく金曜!
恐るべしです。
毎年こんな事を言っている気もしますが。
これで、明日の試合後は大阪に向かい、バタバタっとしてたら大会が終わってるんですよね。
なんだか今年は、心神喪失になるとかいう問題でもなかった気がします。
メンタルが一番ヤバかったですね。
という訳で、今日は三つのカードに触れてみたいと思います。


・GENERATION BATTLE 〜若手通信世代対DNA世代〜
石井慧介&彰人&平田一喜 vs 梅田公太&MAO&渡瀬瑞基

月刊若手通信。
ヤングドラマ杯。
なんだかほろ苦い、遠い思い出のような気がします。
たぶん、よく怒鳴り倒したりしてたんだろうなぁ、とか。
あんまり覚えてないですけど。
でも、彰人くんも入江も、これがあったからDDTに来てくれたんじゃないのかなぁ、とか。
平田は妻木としのぎを削ってたし。
石井はヤングドラマ杯の決勝でガッバーナの前歯4本を脱臼させて、それを見た俺の心が折れるという事件もありました。
若かった彼らも、もうみんな30代です。

DNAも、北沢で産声をあげ、DNAGPというリーグ戦も開催。
途中運営譲渡でいきなり様式が変わり、2度の後楽園も経験。
宮武、鈴木大という逸材や小物を排出するもいなくなり。
その後通常運行に戻り、活動を休止しました。
経験できない演出や大物との遭遇があったとはいえ、彼らも彼らで激動の渦に飲まれた感じだったんじゃないでしょうか。

若通世代には、俺らは利益が上がんなきゃギャラなんかなかったんだ、お前らと一緒にするなという意地があり(たぶん)。
DNA世代には、二転三転しまくった環境の中歯を食いしばってやって来たんだという意地がある(おそらく)。
無理矢理世代で括ってみましたが、そんな見方をするとこの六人も色んなテーマが出てくるんじゃないかと思います。
個人的には、平田が狩られて泣かされるんじゃないかと本気で思っています。


・お好みゴチャ混ぜタッグランブル
赤井沙希&朱崇花(チーム美女と美女)、高梨将弘&松永智充(モーストテクニカルコンビ)、高井憲吾&内田祥一(チーム堂山)、伊橋剛太&島谷常寛(チーム豚と騒音)、大和ヒロシ&勝俣瞬馬(チーム歌)、高木三四郎&ゆに(チーム社長と小六)

大阪プロレスの時、後楽園や大田区などのビッグマッチで、接点のさほどない実力者を集めた多人数タッグがよく組まれました。
お好み焼き六人、とか呼ばれていました。
確か。
薄くですが、そんなイメージです。
こうして見てみると、無茶苦茶ではありますが、それぞれのチームにギリギリ統一感はあるんじゃないかと、そう思っています。
べつにコミカルな選手がたくさんいる訳ではないし、実力者も揃っているので、真面目なタッグのランブル戦になるんじゃないかと思ったり。
思わなかったり。
ちなみに、これの勝者には、松山で勝ったタッグ王者チームに挑戦する権利が、与えられません。


・鬼才達の挽歌 スペシャル六人タッグマッチ
大鷲透&トランザム★ヒロシ&ビリーケン・キッド vs スーパー・ササダンゴ・マシン&大石真翔&飯野雄貴with男色ディーノ&ポコたん

飯野が日曜月曜と撮影が休みになり参戦してくれたことで、元々ヤバイ人しかいなかった鬼才六人が、さらにヤバイことになってしまいました。
何を軸にしてもヤバそうなので、もう諦めるしかないと思います。
DDTのコミカルに久々に加わるトランザム★。
正直最近の彼がどんな戦いをしているのかは知りません。
そして、四年前の東成でT2ひーと絡んで以来、またも酷いところに入れられたビリーさん。
多分最近彼は真面目な試合しかしていないと思うんですが、昔の大阪を見ていた人ならみんな知っている彼の裏面を、是非全開にしてほしいと思います。
でも、人生は変わらないと思いますけど。


そんなこんなで、テーマがしっかりしている試合から、無茶苦茶なチームが揃った試合から、やる前から酷いことになるのが分かり切っている試合まで。
どれこれも自分は非常に楽しみです。
皆さんにとっても、そうだったら嬉しいなぁ。
大阪大会まで、あと二日です!