6ce1673d.jpg今日は、12:00から後楽園大会でした。
春!
新年度!
嘘つきの日!
そんな記念すべき日に、多数ご来場いただき、ありがとうございました!

ダーク!
…は見れていません。
復帰を果たしたばかりの伊橋ですが、翔太くんに敗北を喫した模様です。

DDTプロレスリング戦略発表会2012!
発表された戦略の数々は…。
・地方大会の充実=八月までの全日程&それ以降の決定分スケジュール
・HARASHIMA&KUDO&飯伏がツイッター開始
・売店部の充実=5/4後楽園で、BEST OF THE SUPER 男色ディーノのDVDを発売
・iphoneアプリでDDT動画を配信
・現役高校生竹下幸之介が武道館デビュー=186cm85kg、陸上で大阪トップの16歳、期待の新人!
・ニコニコ動画でDDT放送開始=DDT最新の動画を隔週でお届け、四月は無料配信!
・第一回ズラレスラーオーディション開催
という七本立ての内容でした。
参加した面々も、ズラレスラーのプロデューサーの方以外は、ビシッとスーツで決めていました。
全部嘘の発表という噂もありましたが、とりあえず全部ちゃんとした本当の発表でした!
…全部か!?

遠藤デビュー戦!
ぶっちゃけ、まだまだまだでした。
声は出てないし、技の失敗はあるし。
ただ、空中技のフォームの綺麗さだけは、目を引くものがありましたかね。
何も取り柄がないよりは、何か一つだけでもアピールするものがある方がいいに決まっていますから、長所を伸ばしつつ頑張って行ってほしいと思います。

第二は見ていません。
バレンタインさんはどうだったんでしょうか?

高尾&平柳vs光留&マイケル!
なんと、平柳選手までタトゥーを貼って(あれ、浮き出てくるんでしたっけ?)登場!
悪いことを散々しまくり、最後は昇龍玄藩→ボマイエの連携でフィニッシュ!

世界ジュニア選手権、ケニーvs入江!
レフェリーは京平師匠!
ぶっちゃけ、すごい試合でした。
ケニーに真っ向勝負を挑み、ブラックホールスラムや垂直落下式ブロックバスターで追い込み、エルボー→フォールを返されるとその場でエルボー→さらにフォールを返されるとその場で再度エルボー、の畳み掛けは、正直ベルトが移動した!と思って声を上げてしまいました。
最後は片翼の天使で突き刺して、ケニーが五度目の防衛に成功。
しかし、自分を含めて入江の世界ジュニア挑戦にそれほどピンと来ていなかった人達に対し、彼がそんな事を忘れさせるくらい素晴らしい試合をしてみせたことは確かです。
入江にとって確実に節目になる、キャリアを語る上で外せない試合になったんじゃないかと思います。
しかし、ケニー外さないな!

休憩前に発表が三つ。
華名ちゃんの4/8参戦、新生ハードヒット第二戦が6/3新木場で開催、そして…。
手術から半年、飯伏が5/4後楽園でついに復帰!
対戦相手は何とジェネリコ!

ランブル!
まずは松永がハート(いつでもどこでもタッグ挑戦権)を。
次に高梨がスペード(いつでもどこでも挑戦権)を。
さらに矢野がクラブ(いつでもどこでも興行権)を獲得。
矢野が取った際に反動で落っこちたドクロをニラがスライディングしてごっちゃんゲットすると、これがいつでもどこでも挑戦権!
最後に一つポツンと残ったいつでもどこでも大家健は、ダチョウ式で無理矢理大石が取る羽目に…。
リング上は、HARASHIMA、KUDO、ウラノ、火野という、誰が挑戦してもおかしくない面子に。
まずはKUDOを火野がクローズラインでオーバーザトップロープ。
HARASHIMAは一番目に登場して以来粘りに粘ったものの、火野のパワーボムでスリーカウント。
ウラノと火野のクライングウルフ対決は、激しい攻防の末にDDTマットでは初公開となるジャーマンで火野が勝利!
火野が三人を一気に抜く恐るべき強さで、次期KO-D挑戦権をゲット!

メインはKO-D戦、ディーノvs高木!
終わってみれば高木三四郎の試合でしたね。
ディーノが、ミラクルエクスタシー、ダブルニー、パーフェクトプレックスとほもクロの仲間の技を出していき、ムーンサルトを狙った時には、このまま押し切るかと思いましたが…。
大社長がこれを阻止してのぶっこ抜き雪崩式垂直落下式ブレーンバスターで形勢逆転!
さらにGTS→SHBと繋ぎ、ディーノを粉砕!
大社長が三年ぶりとなるKO-D王座返り咲きを果たしました。

これで次は大社長と火野…と思う間もなく、高梨が滑り込んでいつでもどこでも挑戦権の行使を宣言!!
そのままタイトル戦が行われ、場内の大高梨コールに後押しされた高梨が、リストクラッチ式バッカス→タカタニックで見事スリーカウント!
タイトルマッチで激戦を終え疲れ切っている所を襲ってそのままタイトル戦に持ち込んで勝つという、普通に考えたら卑怯以外の何者でもない行動がここまでお客さんに支持されたのは、ひとえにこれまで高梨が歩んできた道のりをファンの皆さんがしっかり見てくれていたということなんでしょう。
明智光秀は三日天下(本当は一週間くらい)でしたが、高木三四郎は三分天下(実際は三分半くらい)という歴史的な記録を作ってしまいました。
試合後は火野裕士が出てきてにらみ合い!
いつもはこういったシチュエーションでは怯えてばかりの高梨が、火野から全く目をそらさなかったのがすごく印象的でした。

そんなこんなな後楽園大会でした。
いやー、今回も濃かった!
画像は、初のKO-D王座戴冠を果たした高梨くん。
あの形でも会場が満場一致で後押しし祝福した事実が、彼の財産なんだと思います。
おめでとう!