

とうとう大阪大会まで、あと1日となってしまいました。
い、い、1日ぃ!?
という訳でして、一番最後にこのカードについて触れてみたいと思います。
・ダブルメインイベント2 大阪プロレス教室vs岸和田愚連隊 ~憧憬への挑戦状~ スペシャルタッグマッチ
竹下幸之介&入江茂弘vs“ビッグボス”MA-G-MA&ブラックバファロー
記者会見を行い、三田さんにコラムを書いていただき、煽らせていただいてきたこのカードが、ダブルメインイベント2として行われます。
去年の淀川の時は竹下とZERO(HUB)がメインでした。
一見似ているシチュエーションに思えますが、自分の中では結構違ったものとして捉えています。
1年前の試合は、ZEROという選手の試合に惚れ、彼と試合をするためにプロレスラーになった少年がその選手とついにシングルで戦う、という物語でした。
今回のお話は、その当時からさらに3~5年ほど遡った時代のもの。
フェスティバルゲートのデルフィンアリーナでプロレス教室が始まり、通い出したこうのすけ(7~8歳)とシゲ(14~15歳)が、プロレスラーになると決心するかなり前にただただ恐怖の目で見上げるリングにいたのが、当時の大阪プロレスを席巻していた岸和田愚連隊。
中でもMA-G-MAは天王山というトーナメントを三連覇。
新日本プロレスのスーパージュニアにも参戦しライガーさんと大規模な抗争を繰り広げ、大阪プロレス初進出の大阪城ホールのメインを務めるなど、「大阪で一番強い男」の名に相応しい存在でした。
それから月日が流れること15年。
竹下はDDTに入団し、入江はでら名古屋を経てDDTに辿り着き、今や押しも押されぬシングルとタッグのチャンピオンになりました。
あの頃と同じリングではないけれど、あの頃に畏怖と憧憬の眼差しで見ていた選手と戦うのは、自分が主催する大会で、しかもこのタイミングしかないんじゃないか。
竹下とHUBの物語には続きがきっとあるけれど、この二人との邂逅は、もしかしたら今回が最後で、もしかしたら今しかないかもしれない。
そして、竹と入江が戦うのであれば、出来れば二人には当時の存在のまま出て欲しい。
そう思い、二人にお願いし大阪プロレスさんにも確認して、岸和田愚連隊、“ビッグボス”MA-G-MA&ブラックバファローの復活が実現しました。
おやぶんとバファの二人はキャリアも20年を超えていますから、もしかしたら当時のマックスの試合は出来ないかもしれない。
でも、あの当時の存在感と恐ろしさは何も色あせていないのが会見で証明されています。
さて、岸和田愚連隊、“ビッグボス”MA-G-MA&ブラックバファローは、果たしてどんな姿を我々の前に見せてくれるのか?
そして、KO-D無差別級王者・竹下幸之介とKO-Dタッグ王者・入江茂弘は、この二人にどんな戦いを挑むのか?
自分は非常に楽しみです。
皆さんにとっても、そうだったら嬉しいなぁ。
7/16エディオンアリーナ大阪第二競技場大会まで、あと1日です!
画像は、
・この試合に向けて気合が入る竹と入江。
・会見で登場し、いつも必要以上に和気藹々としているDDT事務所を氷点下以下に凍り付かせた二人。
この試合に出る二人が、自分がプロレス界に入った24年前のオリエンタルプロレス時代からのすぐ上の先輩である事も、偶然ではあるのですが不思議な縁だと思います!