ff999ff8.jpg昨日は、札幌テイセンホール大会でした!
ワンマッチ興行が四つあるということは、それに出る選手の他に、スタッフや若い選手も大変だということに、終わってからやっと気付きました。
遅い!
ともあれ、各ワンマッチも予想を越えるお客さんが集まってくれ、本戦に至っては二年前にKO-D無差別を行った時を大きく上回る超満員のお客さんを動員することができました。
ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!

ワンマッチ風の巻、ディーノvs竹下!
ダークマッチとして、竹下vs大石(五分時間切れ)、竹下vsニラ(タッチダウンで竹下の勝ち)、竹下vs大石(ディーノの乱入で竹下の反則勝ち)と、何故か竹下ばかりが試合を三つ行って、やっとワンマッチ本戦。
ノーDQで行われたこの試合、ディーノの男色殺法に苦しめられた竹下が、最後は金的からのゲイ道クラッチで惜敗を喫しました。
一切説明をしない置いてけぼりな乗りに、札幌のお客さんは誰も付いて来ていなかったと思ったのは自分だけでしょうか?

ワンマッチ林の巻、ケニーvsマイケル!
一定時間ごとに読み上げられるレスラーの技からでなければフォールに行けないという過酷なルール。
マイケルが出す技はことごとくどこかおかしく、ケニーの方には流石のプロレスセンスを感じました。
英語で喋りたおした後にニラのロケットパンチを放った場面は秀逸でしたね!
最後は松野さんのゴージャススーパースターエルボーでフィニッシュ!
ケニーの勝ち!

ワンマッチ火の巻、アントンvs佐々木!
三本マッチで行われたこの試合、まずはブラジャー剥ぎマッチ!
妖しく艶かしく互いのブラを剥ぎあった結果、アントンが佐々木の胸を露にさせて一本先取!
ツーカウントワサビ入りエクレアマッチ!
エクレアが残り二つまでいったものの、アントンがワサビ入りを食してトイレに直行し、イーブンに!
三本目はワンカウントマッチ!
息を飲むような緊張感のある攻防の末、佐々木の飛び付き式ウラカンラナを逆に切り返してアントンがワンカウント奪取!
アントンが2-1で勝利!

ワンマッチ山の巻、HARASHIMAvsMIKAMI!
ラダーを使った攻防では流石にMIKAMIが一日の長を見せます。
630゜スプラッシュ等で追い込んだMIKAMIでしたが、あと一歩及ばず。
最後は蒼魔刀でHARASHIMAに軍配!

本戦は18:00開始!
佐々木vsマイケル!
気合いもろとも突進してロックアップしたマイケルですが、その瞬間にクロスフェースを鮮やかに決めた佐々木がギブアップを取って秒殺!
さらにGM様がどうしてもというので再試合が行われ、ヌルンヌルンしたりした末にマイケルのアンダータイツを猿ぐつわのようにロックして滑らないようにして決めたクロスフェースで佐々木が二度目のギブアップ勝ち!
・・・あれ?
これって反則か?

ディーノvs高梨vsアントンvsニラ!
摩訶不思議な戦いが繰り広げられました。
まずは男色と高梨がアントンを無視してシングルマッチ。
アントンが何とか入っていき、高梨が二人まとめての丸め込みを決めたところで、それまで存在を消していたニラが突如動いて試合に参加!
最後はアントンが高梨にダイビングフィストを決めようとしたところで、反対のコーナーで男色のケツに顔を埋めていたニラが限界を迎えてギブアップの意思表示!
アントンの背中には、様々なものが詰まった哀愁が漂っていました。

MIKAMI&ウラノvs大石&斗猛矢!
ウラノが捕まる展開が続きましたが、最後は丸め込みの欧州の末にウラノが上になってスリーカウント!

高木&山本vs松永&彰人!
彰人とヤマケンさんの攻防は見応えがありましたね。
大社長がルチャのムーブを随所に織り混ぜつつ戦い、最後はSHBを決めて勝利!

HARASHIMA&竹下&遠藤vs石井&入江&高尾!
竹下はスケールの大きな動きで、何度も北の大地のお客さんから歓声を引き起こしていました。
HARASHIMAの地力もあって互角の勝負となりましたが、ドリフとしても若い二人が相手にいるのに負けるわけにはいきません。
入江のここぞのブラックホールスラムで分断に成功すると、石井がエグいニールキックを遠藤に叩き込んで勝負あり!
石井は、次はアジアのベルトを持ってくると宣言していましたが、そのためには何度でも防衛して札幌で選手権をするしかないでしょう!

メインはKO-Dタッグ選手権、飯伏&ケニーvsKUDO&坂口!
いやー、とんでもない選手権試合となりました。
四人が四人とも一歩も引かないだけに、会場のボルテージは常に上がりっぱなしでした。
印象に残ったのは、場外戦になった際に坂口がケニーに三角締めを決め、それをケニーが持ち上げてトラックの荷台にパワーボムを決めた場面。
坂口がケニーにスリーパーを決めている所に、飯伏がケニーごと眉山を決めた場面。
そして、飯伏とKUDOの打撃合戦がエスカレートし過ぎ、お互いナックルで胸と言わず首と言わず顔面と言わず殴りまくった場面。
いつもDDTで行われているタイトルマッチとは異質な打撃戦は、最後は坂口を孤立させてのPKこころΩを決め、飯伏が坂口からスリーカウント!
大熱戦で札幌大会を締め括ってみせたのでした。
すごかった!

画像は、四度目の防衛を果たした二人。
次のタイトル戦の相手は、一体誰になるんでしょうか?
ちなみに、これに佐々木を加えた三人は、「ゴールデン☆ストームライダーズ」になるんだそうです!