e9a1e48c.jpg今日は、13:00からDDT横浜ラジアントホール大会でした。
ここはすごく使いやすくて、広さも手頃で、いい会場だなぁと思います。
今回も予想よりたくさんのお客さんが集まってくれました。
ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!

アントン&佐々木&誕期vsMIKAMI&大石&キジムナー!
キジムナー選手が初登場だった訳ですが、どうだったでしょうか?
最後はイマチ投下で大石が敗北!

光留&松永vs彰人&風戸!
光留が地元と言える横浜で、ギャーギャーうるさい風戸から腕ひしぎでギブアップ勝ち!

火野vs遠藤!
遠藤はエプロンを走ってセカンドのターンバックルに乗ってのケブラーダを披露!
しかし、フォームも申し分なかったのにそこまでインパクトを残せなかったように見えたのは、何でなんでしょう?
この体型でこのスタイルの戦いだと、どうしても見ていて無意識のうちに比較してしまうからですかね?
であるならば、遠藤はすんごい十字架を背負ってデビューしたことになります。
でもまぁ、それを乗り越えないとウチで生き残れないですけどね。
試合は火野がさすがの試合運びとアーミームーブの末、軍曹発射でスリーカウント!

ディーノ&マイケルvs大鷲&ニラ!
あのワンマッチの激戦から十日。
我々の前に現れたのは、変わったマイケルでも変わろうとしているマイケルでもなく、燃え尽きてやる気ゼロのマイケルでした・・・。
それでも、マイケルに憧れてプロレス界に入ったというリングアナやレフェリーやGMやその他の皆さんの熱い訴えで、マイケルはやる気を回復。
全員の元気ならぬパンツを集めた、過去最大級のベノムアームでフィニッシュを狙いますが・・・。
あっさり自分の顔に誤爆させられ、そのまま大鷲のノド輪で勝負あり。
試合中も試合後も、あのバックステージを震撼させた名台詞が飛び出していました。
マイケル・・・、いや、ある意味正しいと思うよ!

高木vs石井!
いきなり外に飛び出していったので、この会社の社長はこの会場を使えなくしたいのかとしばらく悩んでしまいました。
石井も正攻法で追い込んでみせますが、勝負所でニールキックを当てられなかったのが大きかったですかね。
逆に大社長は、一度は防がれた技を諦めず、雪崩式ぶっこ抜きダブルアームスープレックス、SHBと畳み込んで、粘る石井を振り切ってみせました。
試合後自分に足りないものは何か聞く石井に対し、大社長は足りないものが無いレスラーはいない、誰もが足りないものを抱えて戦っている、お前も少しはトップが見える所まで行って悩んだりしたんだからその気持ちを忘れずに頑張れと、大演説を打ちます。
が・・・。
石井の口から出たのは、
「高木さん、具体的に教えてください」
の一言!
いい感じに収まった空気が一瞬で台無し!
これに困った大社長はGMに押し付けようとしますが、石井は何を言っても
「いや、具体的に教えてください」
の一点張り!
困った大社長は吹き矢で絶命。
石井に詰め寄られたGMも吹き矢で絶命。
ここからは石井に問い詰められた全員(お客さん含む)が絶命してしまい、
「みんな死んでしまって自分に何が足りないか分かりませんでしたが、これからも頑張ります」
という石井のマイクでこの騒動は幕を閉じたのでした。

休憩前には才賀紀左衛門登場!
パッと見は軽量級の選手だけあって、小柄だなぁと思っていたんですが・・・。
GMの無茶ぶりに応える形で行われたミット打ちで、会場の空気が一変しました。
いやー、誇張ではなく物凄かったですね・・・!
あの蹴りは本当にヤバイ・・・。
後楽園のデビュー戦、飯伏&紀左衛門vsウラノ&FUMAが非常に楽しみです!

高梨vs竹下!
いやー、何度も言いますが、竹下は可愛いげが無いくらいの試合をしてみせます。
新人は出来ない部分が多々あって、怒られ唸られつつ成長していくもんだという、ごく個人的な考えがあるんですが・・・。
高梨くんとのレスリングを見て、こいつは何年選手なんだろうと思ってしまいました。
足を攻められても音を上げず、終盤の高梨の丸め込みを返したりかわしたりして、二度防がれているRKOを決めた場面は勝負あったと思いましたが・・・。
高梨はギリギリで首を抜いてこれを回避!
尻餅をついた竹下の腕を固め、反転してオースイスープレックスのような形で固めた新技(?)で、高梨がらしさ爆発の勝利を挙げてみせたのでした。
竹下、悔しいだろうがこれもいい勉強だ!

メインは3WAYタッグマッチ、入江&高尾vsKUDO&ウラノvs飯伏&伊橋!
目まぐるしい中にも目を見張る攻防があり、見応えのある試合となりました。
特に、飯伏がリング内にいる四人に対して手と足を四方向に目一杯伸ばして同時に攻撃した一撃は、意味が分からなさすぎてびっくりしてしまいました。
終盤目立ったのは入江!
高尾を背負ってのヒップドロップを炸裂させ、飯伏とKUDOを次々にブン投げて排除してみせ、最後は伊橋をフライングソーセージで押し潰してフィニッシュ!
試合後はケニー戦に対する不安を口にした入江でしたが、石井と高尾のエールで一気に笑顔になり、「勝てる気がしてきました」。
集まったお客さんにベルト奪取を誓い、横浜大会は幕を閉じたのでした。

今回、後楽園への大きな流れこそ生まれてはいませんが・・・。
いつでもどこでも挑戦権争奪ランブルが、いつでもどこでも挑戦権が二つと何からの権利が二つの計四つの権利が吊るされること。
紀左衛門の蹴りが当たり前なんだけど凄いこと。
竹下が藤波さんのレスリングにどう対応するのか、どう仕掛けるのか、今日負けてなお楽しみになったこと。
入江が単純さを発揮して、ケニー戦にかなり前向きになった、というか勝てると思い始めたこと。
が、後楽園に向けたトピックスといったところになるんですかね。
特に入江は何かがはまればガッと行く可能性を大いに秘めているだけに、初となるKO-D戦に期待してみたいと思います!

画像は、メインを勝利した二人。
高尾も喜んでいるんでしょう!
・・・たぶん。