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改めまして、昨日はたくさんのご来場、本当にありがとうございました!
びっしり埋まった新木場を見渡したときは、言葉がありませんでした。
たくさんの人の助けがあって成り立った大会だったと、心底思っています。
感謝の念しかありません。

今回はそれほどバタバタしなかったと書きましたが、確かに開場時位までは比較的平静を保っていました。
しかし、開始直後くらいからテンパり始め、最終的には興行中はずっとあわあわしていました。
まだまだです。
修行が足りない。

第一試合。
内田も福田もコンディションが良さそうでした。
石井はどんなメンツに入ってもギラギラし続けてほしいなぁ。
ウラノくんの存在感は別格でしたね。

第二試合。
松崎さんと平野さんのインディーを生き抜いてきた技術は健在でした。
特に松崎さんの殺気と勝負どころの畳み掛けは、目を見張るものがありました。
高尾も入江も向かっていく姿勢はよかったですが、全く思うように試合をさせてもらえませんでした。
でも、これもいい経験でしょう。

第三試合。
どこに出しても恥ずかしくない試合だったと思います。
佐々木大輔はよかったですねぇ。
「佐々木が負けて終わりでしょ」
という見方をひっくり返そうという意地がビンビン伝わってきました。
飯伏は、何故か初公開っぽいムーブを三つくらい出していました。
ブエノデアギラって…!
ホント勘弁してくれ。
メインでも全くおかしくない試合だったと思います。
最後はファイヤーバードがドンピシャで決まったんですが、佐々木が跳ねたように感じてカウントを止めました。
今思うと、あれは跳ねてなかったのかなぁ…。
レフェリーの決定は絶対なんでこんな事を書くのもあれなんですが、とにかく自分の大会で反省点のあるレフェリングをしてしまいました。
それも
「お前なんかまだまだだよ。
慢心するんじゃないよ」
という師匠からのメッセージだと、受け止めようと思います。

第四試合。
この四人が揃ったらとんでもないクオリティーになることは分かりきってはいましたが、それにしてもすごかったです。
黒田さんはさすがでした。
田中選手もさすがでした。
おやぶんもさすがでした。
そして、佐藤さんもやっぱりさすがでした。
最後は滞空時間の長いダイビングセントーンでフィニッシュ!
自分を含めて全員ほぼ同年代なんですが、みんな元気ですよね!
なんか、嬉しかったです。
完全にメインの試合でした。

セミ!
まさに外道さんの真骨頂と言えるような試合でした。
たぶん自分も手のひらに乗せられていたんでしょうね…。
素晴らしかったです。
そんな外道さんを向こうに回して、大流血にもめげず、執拗な膝攻めにも屈せず、戦い抜いたアントンもよかった!
メインでも全くおかしくない試合だったと思います。

メイン!
KO-Dタッグ選手権!
…。
一言で言い表しますと…。
自由すぎました。
程があるやろ!ってくらい。
菊ちゃんとくいしんぼうは、やはりとんでもないタッグチームでした。
ホントひどかった!
対してチョーノバージョンを復活させて、ランジェリーと武藤&蝶野組を新木場で実現させてしまった王者コンビも、決してインパクトで負けてはいませんでした。
ホントひどかった!
選手が楽しんで、お客さんが楽しんでくれたなら、主催側としては言うことはありません。
ただ…。
ホントひどかった!!
ある意味メインに相応しい試合でした。

第0試合。
板倉さんの復帰戦でした。
自分はこのために大会を開く決意をしました。
とにかく、舞台を作りたかった。
結論を言うと、板倉さんは何も出来ませんでした。
トレーニングは積んできたんですが、やはり十年のブランク、そしてリングという場所は、自分が、そして板倉さんが予想したより、遥かに巨大な敵だったのかもしれません。
かつての後輩である岸和田おやぶんに、何もできずに敗れた板倉さん。
何もしなかった訳ではありません。
グランドでは五分に渡り合ったし、コルバタ、ジャーマン、ドラゴン、雪崩式フランケンも見せました。
でも、やはり結論としては何もできなかったんだと思います。
マッスルボムが不発に終わった時点で、板倉さんの復帰戦は終わりました。
でも。
でもですよ。
頭から垂直にリングに落とされ、さらに強烈無比のラストライドをまともに食らって、負けはしましたが、自分の足でリングを降りた。
その点に関しては、板倉さんはやっぱりプロレスラーだったんだな、と思いました。
これからがあるのか。
それは全ては板倉さん次第だと思います。
でも、もし板倉さんが望むのであれば、自分はできる限りの協力はしたいと思っています。
リングでは言えませんでしたが、ここで言いたいと思います。
板倉さん、お帰りなさい。

改めまして。
参戦してくれた選手の皆さん、ありがとうございました!
快く協力してくれた各団体の皆さん、ありがとうございました!
わざわざ広島から来てくれた篠塚さん、ありがとうございました!
手伝ってくれたスタッフの皆さん、若い衆、ありがとうございました!
寝ずに映像を作ってくれた古武さん、ありがとうございました!
急なお願いにも関わらずナレーションを引き受けてくれた今林さん、ありがとうございました!
オープニングの映像に出ていただいた京平師匠、ありがとうございました!
協力してくれた関係者の方々、マスコミの皆さん、特訓に付き合ってくれた鳥羽くん&マッハ道場の皆さん、ありがとうございました!
足が痛いであろうにも関わらず会場に来てくれた高梨くん、試合がないのに手伝ってくれた男色さん、飲食をやってくれた柿&スタッフ、ありがとうございました!
気持ち押し気味だったにも関わらず、怒らないでいてくれた新木場の斉藤さん、ありがとうございました!
色々協力してくれた奥さん、ありがとう!
そして。
DDT所属の身でありながらこんな大会を開くことを快く了承して後押ししてくれた大社長、ありがとうございました!
板倉さん、二試合してくれたおやぶん、ありがとうございました!
何より、会場に足を運んでくれた皆さん、本当にありがとうございました!!

たぶん主催興行というものは、よっぽどの必然性に迫られた場合でない限りは二度とやらないと思います。
でも、時期が来ましたらびっくりプロレスはやるかもしれません。

画像は、最後の方まで控え室にいた二人と。
只今バスで移動中です。
今日は大阪で全九試合!
みなさんのご来場、お待ちしています!